USBドライブをFAT32でフォーマットすることは、CDJやその他の機器で使用する際に必要な場合があります。Windows 10で64GBのUSBメモリをFAT32にフォーマットする方法について、詳細な手順を解説します。
FAT32とは?
FAT32(File Allocation Table 32)は、古くから使われているファイルシステムで、特に音楽機器や古いデバイスでの互換性が高いです。USBメモリをCDJなどで使用するためには、このFAT32形式にフォーマットする必要がある場合があります。
FAT32は、容量が大きいドライブ(64GBなど)にも使用できますが、1ファイルあたりの最大サイズが4GBに制限されている点に注意が必要です。
Windows 10でUSB 64GBをFAT32にフォーマットする方法
Windows 10の標準ツールでは、64GB以上のドライブをFAT32形式に直接フォーマットするオプションが表示されません。そこで、以下の方法を使用してFAT32形式にフォーマットすることができます。
手順 1: ディスクの管理ツールを使用する
Windows 10に内蔵されている「ディスクの管理」ツールを使用して、USBドライブをFAT32にフォーマットすることができます。ただし、64GBのUSBメモリをFAT32にするためには、コマンドプロンプトを使う方法も有効です。
手順 2: コマンドプロンプトでFAT32にフォーマットする
1. まず、USBドライブをPCに挿入します。
2. 次に、検索ボックスに「cmd」と入力してコマンドプロンプトを管理者として開きます。
3. コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力します。
「format X: /FS:FAT32」
(XはUSBドライブのドライブレターに置き換えてください)
4. 実行後、「Y」と入力してフォーマットを開始します。
これで、64GBのUSBドライブがFAT32でフォーマットされます。
サードパーティ製ツールを使用する
もしコマンドプロンプトを使わずに簡単にFAT32フォーマットを行いたい場合、サードパーティ製のツールを使用することもできます。例えば、「GUIFormat」や「FAT32 Formatter」などのツールが便利です。これらのツールを使うと、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)で簡単にFAT32形式にフォーマットできます。
サードパーティ製ツールをダウンロードし、インストール後、USBドライブを選択して「FAT32」を選んでフォーマットを開始するだけで完了します。
まとめ
Windows 10で64GBのUSBをFAT32にフォーマットするには、コマンドプロンプトを使用する方法が一般的です。サードパーティ製ツールを使う方法もありますが、どちらの方法も簡単に実行可能です。CDJで使用するためのUSBフォーマットを行う際に、上記の手順を参考にしてください。
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