昭和52年以前に生まれた世代では、普通科の高校でパソコンの授業を受けることはほとんどありませんでした。しかし、昭和53年生まれ以降の新課程では、高校で情報教育が導入され、パソコンの基礎を学ぶ授業が行われるようになりました。
この記事では、当時の高校でパソコンを教えていた先生の担当教科や教員免許について解説します。
旧課程と新課程における情報教育の違い
旧課程では、普通科ではパソコン授業はほぼ存在せず、商業高校や工業高校など特定の学科でのみ情報教育が行われていました。
新課程では情報科目が必修科目として導入され、普通科でもパソコンや情報処理の基礎を学ぶ機会が増えました。
パソコン授業を担当した教員の免許
情報科目は専門性が高いため、情報科教員免許を持つ教師が担当することが原則です。しかし、導入初期は免許保持者が少なかったため、数学や工業科出身の教師が兼任で担当するケースもありました。
具体的には、数学科や工業科の教員免許を持つ先生が、パソコン授業の基礎部分を教えることが多かったと報告されています。
授業内容の特徴
授業内容は、ワードやエクセル、簡単なプログラミングやアルゴリズムの基礎が中心でした。表計算や文書作成、簡単なデータ処理を学ぶカリキュラムが一般的です。
当時はまだPC教室の設備が整っていない学校もあり、限られた環境で実習が行われることが多かったです。
教員の実務経験との関係
情報科目の担当教師は、実務経験を持つ場合もありました。企業や研究機関でコンピュータを扱った経験を活かして、授業を補完する例もあります。
このため、教科免許だけでなく、実務経験を背景に授業を担当する教師も少なくありませんでした。
まとめ
昭和52年以前の普通科ではパソコン授業はほとんどなく、情報教育は商業科・工業科に限られていました。新課程で情報教育が導入されると、情報科教員免許を持つ教師や数学・工業科出身の教師が授業を担当しました。
授業内容は表計算や文書作成、プログラミング基礎などが中心で、教員の免許や経験に応じて指導が行われていました。この知識は、当時の教育制度や授業体制を理解する上で参考になります。


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