じゃんけん3回先取のプログラムとフローチャート解説

じゃんけんで3回先取した方が勝ちとなるプログラムを作成する際、まずはフローチャートを設計することが重要です。本記事では、じゃんけん3回先取のプログラムの仕組みと、フローチャートを図示して分かりやすく解説します。

1. じゃんけん3回先取のルール
2. フローチャートの作成
3. フローチャートの説明
4. Pythonでの簡単な実装
まとめ

1. じゃんけん3回先取のルール

基本的なルールは以下の通りです。

プレイヤーとコンピュータがじゃんけんを行う。
勝った方に1ポイント加算。
先に3ポイント獲得した方が勝利。
引き分けの場合はカウントなしで再試行。

2. フローチャートの作成

以下に、じゃんけん3回先取のフローチャートを示します。

3. フローチャートの説明

フローチャートの流れは以下のようになります。

プレイヤーとコンピュータの勝利回数を初期化する。
じゃんけんの手（グー、チョキ、パー）を選択。
勝敗判定を行い、勝者のポイントを増やす。
3ポイントに達したかどうかを確認。
達していなければ再びじゃんけんを行う。
3回勝利したプレイヤーを勝者とし、ゲームを終了。

4. Pythonでの簡単な実装

以下に、Pythonでの基本的な実装例を示します。

import random

def judge(player, computer):
    if player == computer:
        return "draw"
    elif (player == "グー" and computer == "チョキ") or \
         (player == "チョキ" and computer == "パー") or \
         (player == "パー" and computer == "グー"):
        return "player"
    else:
        return "computer"

def janken_game():
    choices = ["グー", "チョキ", "パー"]
    player_score = 0
    computer_score = 0
    
    while player_score < 3 and computer_score < 3:
        player_choice = input("グー・チョキ・パーのいずれかを入力してください: ")
        if player_choice not in choices:
            print("無効な選択です。再入力してください。")
            continue
        
        computer_choice = random.choice(choices)
        print(f"コンピュータの選択: {computer_choice}")
        
        result = judge(player_choice, computer_choice)
        
        if result == "player":
            print("あなたの勝ち！")
            player_score += 1
        elif result == "computer":
            print("コンピュータの勝ち！")
            computer_score += 1
        else:
            print("引き分け。再試行。")
        
        print(f"現在のスコア: あなた {player_score} - {computer_score} コンピュータ")
    
    if player_score == 3:
        print("おめでとう！あなたの勝ちです。")
    else:
        print("コンピュータの勝ちです。")

janken_game()