C言語でif文を使って入力した値の絶対値を求める方法

C言語関連

プログラムを書く際に、絶対値を求めることはよくある処理の一つです。C言語では、if文を使って入力された値の絶対値を求める方法を簡単に実装できます。この記事では、その実装方法を分かりやすく解説していきます。

絶対値とは?

絶対値とは、数値が正か負かに関わらず、その数の大きさだけを考える値です。例えば、-5の絶対値は5であり、5の絶対値も5です。

数学的に表現すると、絶対値は以下のように定義されます。

絶対値(A) = |A|

この性質をC言語のプログラムで実装する方法を見ていきましょう。

C言語での絶対値の求め方

C言語では、if文を使って入力された数値が正か負かを判定し、それに応じて絶対値を計算することができます。次に、その基本的なプログラムの例を見てみましょう。

#include 

void main() {
    int num;
    printf("整数を入力してください: ");
    scanf("%d", &num);

    if (num < 0) {
        num = -num;
    }

    printf("入力された数値の絶対値は: %d
", num);
}

このプログラムでは、ユーザーから整数を入力させ、その値が負の数であれば、符号を反転させて絶対値を求めています。

コードの説明

プログラムの流れは次の通りです。

  • ユーザーに整数の入力を求める
  • if文で入力された数値が負かどうかを確認する
  • もし負の数であれば、その符号を反転させる
  • 絶対値を表示する

例えば、ユーザーが-7を入力した場合、if文で負の数だと判断され、その符号が反転されて7が表示されます。

実行例

プログラムを実行した際の動作を例を挙げて説明します。

入力例 1:

整数を入力してください: -5

出力例: 入力された数値の絶対値は: 5

入力例 2:

整数を入力してください: 8

出力例: 入力された数値の絶対値は: 8

このように、負の数でも正の数でも、プログラムは正しい絶対値を表示します。

コードの改善点

このプログラムは基本的な絶対値を求める方法ですが、さらに改善することもできます。例えば、絶対値を求める処理を関数化することで、コードを再利用可能にし、可読性を向上させることができます。

#include 

int absolute_value(int num) {
    if (num < 0) {
        return -num;
    }
    return num;
}

void main() {
    int num;
    printf("整数を入力してください: ");
    scanf("%d", &num);

    printf("入力された数値の絶対値は: %d
", absolute_value(num));
}

この方法では、絶対値を求める処理を関数として切り出すことができ、他の場所でも再利用可能になります。

まとめ

C言語でif文を使って入力された値の絶対値を求める方法について解説しました。まず、if文を用いた基本的な絶対値計算の方法を紹介し、その後改善案として関数化する方法も提案しました。

このような基本的なプログラムを実装することで、C言語の制御構文や関数の使い方を理解することができます。ぜひ、他の数値にも応用してみてください。

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