Wordで文書の一部をうっかり上書きしてしまった場合、元の内容を復元する方法があるのでしょうか?この記事では、誤って上書きした文章を元に戻すための方法について解説します。
Wordの自動保存機能を活用する
Wordには、自動保存機能が備わっており、一定の間隔で作業内容を保存します。自動保存されたバージョンを使用して、誤って上書きした部分を復元することができます。自動保存されたファイルを確認するには、ファイルを開いて「ファイル」タブから「情報」を選択し、「履歴」セクションで過去のバージョンを確認します。
元に戻す機能を活用する
Wordには「元に戻す」機能があり、Ctrl + Zで簡単に直前の操作を取り消すことができます。ただし、文書を保存した後の操作や閉じた後では、元に戻す機能が効かなくなる場合がありますので、その点には注意が必要です。
バージョン管理を利用する
Wordの「バージョン管理」機能を使用していれば、異なるバージョンの文書を切り替えて、以前の状態に戻すことができます。この機能は特に文書を頻繁に更新する際に役立ちます。バージョン管理が有効になっていない場合でも、Microsoft OneDriveを使用している場合は、オンラインで自動保存されている過去のバージョンから復元することができます。
他の復元方法:バックアップファイルを確認する
万が一、上記の方法で元に戻せなかった場合でも、Wordはバックアップを取ることができます。設定でバックアップファイルを保存していれば、「.wbk」形式のバックアップファイルを探して復元できます。
まとめ
Wordで誤って上書きした文章を復元する方法として、自動保存、元に戻す機能、バージョン管理、バックアップファイルの確認があります。文書の設定や保存方法によっては、すぐに復元できる場合が多いので、定期的に保存やバックアップを行う習慣をつけることが重要です。


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