ARES CADで図面をPDF化する際に外部参照(Xref)が消えてしまう問題について、適切な設定方法を理解することが大切です。この問題が発生する場合、主に設定の不一致や印刷設定に関する問題が考えられます。この記事では、外部参照を正しくPDFに反映させるための手順を解説します。
外部参照がPDFに反映されない原因と解決方法
ARES CADで外部参照した図面がPDF化時に消えてしまう原因の一つは、印刷設定にあります。Xref(外部参照)を正しく表示するためには、印刷設定で「外部参照を含める」オプションを選択する必要があります。デフォルトでは、この設定が無効になっていることがあります。
まず、外部参照をPDF化するために以下の手順を確認してください。
- 「印刷」メニューから「PDFに印刷」を選択
- 「印刷設定」画面で「外部参照を含める」オプションを有効にする
- 必要な図面がすべて反映されるように「レイヤー」を確認し、必要なレイヤーが非表示になっていないか確認する
ARES CADの外部参照設定を確認する
ARES CADでは、外部参照の設定が「アタッチ」または「インポート」によって異なります。Xrefがアタッチされている場合、印刷設定でその参照を含めるためには、適切にアタッチされていることを確認しましょう。
参照が適切にアタッチされていない場合、次のステップで確認できます。
- 「参照」メニューから「外部参照」を選択
- 「参照マネージャ」で外部参照の状態を確認
- 必要に応じて再度アタッチし直す
印刷設定を調整する方法
ARES CADでPDF出力時に外部参照を反映させるためには、印刷設定の調整も重要です。印刷プレビューで図面が正しく表示されない場合、印刷設定が正しくない可能性があります。以下の設定を試してみましょう。
- 「印刷設定」から「PDF保存」を選択し、「詳細設定」に進む
- 「外部参照を含める」オプションを確認
- 図面が正しく表示されているかプレビューで確認し、必要なら再度設定を行う
その他の設定を確認する
外部参照が消える原因として、システムの設定やファイルのパスに問題がある場合もあります。以下の点も確認してみましょう。
- 参照ファイルのパスが正しいか確認する
- 参照ファイルが正しくリンクされているか確認する
- ARES CADのバージョンやアップデートを確認し、最新バージョンを使用する
まとめ
ARES CADで外部参照がPDF化されない問題は、主に印刷設定や参照設定の不一致が原因です。正しい設定を確認し、「外部参照を含める」オプションを有効にすることで、この問題を解決できます。また、外部参照のパスやファイルリンクを再確認することも重要です。これらの設定を確認することで、スムーズにPDF化することができます。
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