Windows 11にアップグレードした後、GoogleフォトからダウンロードしたMP4動画が再生できなくなった場合、エラーコード「0xC00D36C4」が表示されることがあります。この記事では、この問題の原因と解決方法を解説します。
エラー「0xC00D36C4」の原因とは?
「0xC00D36C4」というエラーコードは、主に以下の理由で発生することがあります。
- ファイル形式がサポートされていない: 一部のMP4動画ファイルが、特定のコーデックに依存している場合、Windows 11の標準のメディアプレイヤーでは再生できないことがあります。
- Windowsのアップグレードに伴う設定変更: Windows 10からWindows 11にアップグレードした際、メディア関連の設定が影響を受けることがあり、再生に必要なコーデックが不足している場合があります。
- 古いメディアプレイヤー: 古いバージョンのメディアプレイヤーでは、新しい形式の動画やコーデックに対応していないことがあります。
解決策1: 必要なコーデックのインストール
MP4ファイルが正常に再生できない場合、必要なコーデックがインストールされていない可能性があります。Microsoft Storeから「HEVC Video Extensions」などの必要なコーデックをインストールすることで、再生できるようになることがあります。
HEVC Video Extensionsは、Windows 10以降で必要なコーデックとして提供されており、これをインストールすることで、多くのMP4ファイルが正常に再生されるようになります。
解決策2: Windowsのメディアプレイヤーの設定を確認
Windows 11では、標準のメディアプレイヤー設定が以前のバージョンから変更されていることがあります。設定を確認して、動画再生に必要なプラグインやコーデックが有効になっているかを確認してください。
「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」から、MP4ファイルを再生するための適切なアプリ(例えば「映画 & テレビ」)を選択することができます。
解決策3: VLCメディアプレイヤーを使用する
Windows 11標準のメディアプレイヤーで再生できない場合は、VLCメディアプレイヤーを使用するのも一つの解決策です。VLCは多くのファイル形式に対応しており、MP4ファイルも問題なく再生できます。
VLCメディアプレイヤーは、無料でダウンロードできるため、ファイル再生に関する問題を回避するための簡単な手段となります。
解決策4: 動画ファイルの破損をチェック
動画ファイルが破損している場合、再生ができないことがあります。ファイルが破損していないかを確認するために、別のデバイスで再生してみたり、ファイルの再ダウンロードを試みることをお勧めします。
Googleフォトやクラウドストレージサービスから再度ダウンロードし直すことで、破損したファイルを新たに取得できます。
まとめ
Windows 11でMP4動画が再生できない場合、コーデックのインストールや設定の確認、VLCメディアプレイヤーの使用など、いくつかの方法で解決できる可能性があります。問題が解決しない場合は、動画ファイルの破損や不正なフォーマットが原因の可能性も考えられるため、再ダウンロードや別のデバイスで確認することも試してみましょう。
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