Mayaを使って12面ダイスを作成する際、各面が正五角形になるようにモデリングする方法について解説します。12面体は通常、正十二面体(イコサヘドロン)を使用して作成されますが、今回はそのフェースを正五角形にする方法を紹介します。
1. 12面体(イコサヘドロン)の作成
まず、12面体(イコサヘドロン)を作成する必要があります。これをベースにして、各面を正五角形に調整します。
- 「Polygon Primitives」メニューから「Icosahedron」を選択して、シーンに追加します。
- 「Channel Box」内で「Subdivisions」設定を「2」に変更します。これにより、各面がさらに細分化されます。
- これで基本的な12面体の形が作成されます。
2. 各面を正五角形にする
次に、各面を正五角形にするために、形状を調整します。正五角形の各辺の長さが等しくなるように調整します。
- 「Edge」選択モードに切り替え、各エッジを選択します。
- 「Scale」ツールを使って、各面のエッジを均等にスケールします。これにより、面が正五角形になります。
- 同様に、他の面も正五角形に調整します。
3. 12面体の形状を確認する
全ての面を正五角形に調整した後、最終的な形状を確認して、12面体が意図した通りに正確に作成されているか確認します。
- 「Object Mode」に戻り、全体の形状を確認します。
- ビューをいくつか変更して、各面が均等に配置されているかをチェックします。
4. 追加の調整と細部の修正
必要に応じて、さらに細かい調整を行い、各面が正五角形になるように微調整を加えます。
- 「Vertex」モードを使って、必要に応じて頂点を手動で調整し、正確な形状を確保します。
- 「Soft Selection」機能を使って、周辺の頂点も調整しながら、全体のバランスを取ります。
まとめ
これで、Mayaを使用して正五角形の面を持つ12面ダイスを作成する方法がわかりました。12面体(イコサヘドロン)の作成後、各面を正五角形にスケールすることで、ダイスの形状を理想通りに仕上げることができます。作業においては、細かい調整や確認を行いながら、完璧なダイスを作成してください。
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