PowerPointを使用してプレゼンテーションを行う際に、プロジェクターにスライドショーを表示しながら、自分のノートパソコンにはメモや原稿を表示させる方法を知りたい方も多いでしょう。この記事では、PowerPointを使用して、スライドとメモを別々に表示させる方法について解説します。
プレゼンテーションモードと発表者ビューの設定
PowerPointには、プレゼンテーションモードと呼ばれる機能があり、これを使うことで、スライドをプロジェクターに投影しつつ、自分のパソコンには発表者用のノートを表示させることができます。発表者ビューを有効にすることで、ノートや次のスライドの情報も見ることができ、プレゼンテーションをスムーズに進めることができます。
発表者ビューを有効にする手順は以下の通りです。
- PowerPointを開き、プレゼンテーションを開始します。
- 「スライドショー」タブを選択し、「発表者ビュー」のチェックボックスをオンにします。
- プレゼンテーションを開始すると、プロジェクターにはスライドのみが表示され、あなたのノートパソコンには現在のスライド、メモ、次のスライドのプレビューが表示されます。
発表者ビューで表示される内容
発表者ビューでは、スライドのほかに、次のスライドが右側に表示されます。さらに、現在のスライドの下部にノートが表示されるため、プレゼンテーション中に自分のメモや話す内容を確認することができます。
発表者ビューで表示される主な情報は以下の通りです。
- 現在のスライド
- 次のスライドのプレビュー
- 現在のスライドに関連するノート
- タイマー(プレゼンテーションの進行状況を確認)
発表者ビューを使用するための環境設定
発表者ビューを使用するためには、ノートパソコンとプロジェクターまたは外部ディスプレイを適切に接続する必要があります。通常、パソコンに接続された外部ディスプレイがプロジェクターとして認識され、発表者ビューが有効になります。
次に、ノートパソコンと外部ディスプレイの設定を確認しましょう。
- Windowsの場合、[Windows] + [P]キーを押して、ディスプレイモードを「拡張」に設定します。
- Macの場合、システム環境設定の「ディスプレイ」で「ディスプレイを拡張」に設定します。
まとめ
PowerPointの発表者ビューを使用すれば、スライドショーを投影しながら、ノートパソコンにメモや次のスライドのプレビューを表示させることができます。これにより、プレゼンテーションがよりスムーズに進行し、視覚的にも効果的な発表が可能になります。設定方法は簡単なので、ぜひ活用してみてください。


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