ワコム板タブとTourBoxでクリスタが操作できない場合の解決法

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ワコムのIntuos Proタブレットを使っていると、デュアルモニター環境でクリスタがうまく操作できないことがあります。特に、左側のモニターで調べ物をしながら、右側のモニターでクリスタを使用している場合、タブレットやTourBoxが反応しないことがあるという問題です。この記事では、そのような問題の原因と解決法について詳しく解説します。

デュアルモニター環境での操作問題の概要

デュアルモニターを使用している場合、左側のモニターで調べ物をしている間に、右側のモニターでクリスタの作業ができないという問題が発生することがあります。この現象は、タブレットやTourBoxの設定やドライバ、ソフトウェアの設定によるものです。

問題が発生する原因としては、マウスの動きに影響を受けてタブレットが誤認識している場合や、ソフトウェア側の設定ミスなどが考えられます。

解決法:タブレットとモニター設定の確認

まず、クリスタやワコムタブレットの設定を見直しましょう。特に、タブレットの操作エリアが正しく設定されているか確認することが大切です。

1. ワコムタブレットの設定を開き、「ディスプレイ設定」や「モニター設定」を確認します。
2. 右側のモニターがタブレットの操作対象として正しく認識されているかを確認します。
3. タブレットの操作エリアがデュアルモニター環境に対応するよう設定されているかを確認しましょう。

TourBoxの設定を見直す

TourBoxを使用している場合、TourBoxの設定が原因で操作がうまくいかないこともあります。TourBoxの設定を確認し、各ボタンが正しくクリスタに対応するように設定されているか確認します。

TourBoxの設定ソフトウェアを開き、各ボタンに割り当てられた機能を確認し、誤って他の機能に割り当てられていないかをチェックしましょう。また、TourBoxのソフトウェアが最新バージョンであることも確認してください。

クリスタの設定の見直し

クリスタ側でもタブレットの認識方法や設定が影響を与えることがあります。以下の設定を確認してください。

1. クリスタの「タブレット設定」を開き、「Wintab」を選択しているか確認します。
2. 座標検出やタブレット操作エリアの設定が正しいか、再確認します。
3. クリスタの「環境設定」で、タブレットの反応範囲や設定を再確認し、修正を加えます。

ドライバの再インストールとトラブルシューティング

もし上記の設定を確認しても問題が解決しない場合は、ワコムタブレットのドライバを再インストールすることで解決できる場合があります。以下の手順を試してみましょう。

1. ワコムドライバをアンインストールし、最新のドライバをワコムの公式サイトからダウンロードしてインストールします。
2. インストール後、PCを再起動して、再度設定を確認します。
3. クリスタを再起動し、タブレットが正常に反応するかを確認します。

まとめ

デュアルモニター環境でワコムタブレットとTourBoxが正常に動作しない問題は、設定ミスやソフトウェアの問題が原因であることが多いです。タブレットとTourBoxの設定、クリスタのタブレット設定を見直すことで、問題を解決できることがほとんどです。もしそれでも解決しない場合は、ドライバの再インストールや最新のアップデートを確認してみましょう。

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