Dynabook（Win-7、T451/59DB）にLinuxをインストールしようとしたが、USBから起動しない、または画面が真っ暗のままになってしまう問題に直面した場合、その原因と解決方法について説明します。
1. USB起動がうまくいかない原因
まず、USBからLinuxを起動するためには、いくつかのチェックポイントがあります。例えば、ISOファイルが正しく作成されているか、USBの設定やPCのBIOS設定が適切か、さらにはPCのハードウェアがLinuxと互換性があるかなどです。状況によっては、ISOが破損している場合や、USBの作成方法に問題がある場合もあります。
2. ISOファイルの作成方法を再確認
Linuxのインストール用USBを作成する際、ISOファイルが正しく書き込まれていない可能性があります。使用するツール（例えば、RufusやbalenaEtcherなど）で、ISOファイルがUSBドライブに正しく書き込まれているか確認しましょう。また、Linux Mintのようなディストリビューションを使う場合、32ビット版と64ビット版の違いにも注意が必要です。
3. BIOS設定の確認
USBからの起動を行うためには、PCのBIOS設定で「Boot from USB」を有効にする必要があります。特に、「UEFI」と「Legacy BIOS」の違いにも注意が必要です。新しいPCではUEFIが一般的ですが、古いPCではLegacy BIOSが使用されている場合があります。設定を確認し、正しい起動モードを選択してください。
4. USBの接続ポートを変更してみる
USBポートが原因で起動に失敗することもあります。特に、USB 3.0ポートとUSB 2.0ポートでは動作が異なる場合があります。もしUSB 3.0ポートに接続している場合は、USB 2.0ポートに差し替えて再度試してみましょう。
5. ハードウェアの互換性を確認
古いPCや特定のハードウェアでは、Linuxが動作しない場合もあります。LinuxのサポートするハードウェアがPCに適しているか、事前に確認しておくことが重要です。もし不明点があれば、Linuxディストリビューションの公式フォーラムで質問することをお勧めします。
6. まとめ
USBからLinuxを起動できない問題には、ISOファイルの書き込み不良、BIOS設定のミス、USBポートの問題など、いくつかの原因が考えられます。これらのチェックポイントを一つずつ確認し、適切な設定を行うことで、問題を解決することができます。もし問題が解決しない場合は、Linuxディストリビューションのフォーラムやサポートに問い合わせてみましょう。
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