VKET Cloudの「World Builder」を使用して、別のソフトで作成したglbデータをインポートする際に、アイテムに当たり判定をなくす方法を知りたい方のために、この記事ではその解決策を詳しく説明します。
VKET CloudとWorld Builderについて
VKET Cloudは、バーチャル空間を作成するための強力なプラットフォームであり、World Builderはその主要なツールの1つです。World Builderを使うことで、ユーザーは3Dオブジェクトをインポートし、バーチャル空間で自由に配置できます。
World Builderでは、glb形式のデータをインポートすることができ、これを利用してアイテムや建物などを作成することが可能です。しかし、インポートしたアイテムにデフォルトで当たり判定がついてしまうことがあり、これを解除したい場合があります。
当たり判定をなくす方法
glbファイルをインポートした後、World Builderでアイテムを配置する際に、そのアイテムに自動的に当たり判定が付与されることがあります。これを解除する方法は比較的簡単です。
まず、World Builderでインポートしたアイテムを選択し、そのプロパティにアクセスします。プロパティの中に「コリジョン」や「当たり判定」に関連するオプションが存在する場合、これを無効にする設定を選択します。これにより、アイテムに当たり判定が付かなくなり、他のオブジェクトと衝突することがなくなります。
glbファイルの編集と当たり判定の管理
場合によっては、glbファイル自体に当たり判定が含まれていることがあります。この場合、外部の3Dモデリングソフト(Blenderなど)を使用して、glbファイルのコリジョン設定を変更することができます。
Blenderでglbファイルを開き、メッシュのコリジョン設定を確認し、必要に応じてコリジョンを削除することが可能です。その後、編集したファイルを再度World Builderにインポートすることで、当たり判定のない状態で配置することができます。
注意点と最適化
当たり判定を解除すると、アイテムが他のオブジェクトを貫通することになります。このため、アイテムの配置や相互作用に関して注意が必要です。特に、他のユーザーと共有するバーチャル空間の場合、アイテムの位置や動作が予期せぬ影響を与える可能性があります。
そのため、当たり判定をなくす際は、そのアイテムが他のオブジェクトとどう相互作用するかを考慮し、適切に配置を調整することが重要です。
まとめ
VKET CloudのWorld Builderを使ってglbデータをインポートし、アイテムの当たり判定をなくす方法は、プロパティ設定で簡単に変更できます。また、glbファイル自体にコリジョンが含まれている場合は、3Dモデリングソフトで編集し直すことも可能です。アイテムの配置や動作に影響を与えることなく、当たり判定をうまく管理しましょう。


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