Civil 3Dを使って、道路の側溝計画を行う際に、法面勾配と小段を自動的に追従させる方法に関する問題に直面することがあります。特に、側溝の高さを縦断で調整するときに、法面や小段がうまく更新されないことがよくあります。この記事では、Civil 3Dでこれを解決するための考え方や推奨されるアセンブリ構成について解説します。
1. 法面勾配と小段の自動追従
まず、法面勾配が一定のまま、側溝の高さを変更した際に法面と小段がどのように追従するかを理解することが重要です。通常、法面の勾配が変更されると、それに伴って法面の延長が変わり、小段の位置や寸法も変動します。これを自動で追従させるためには、Civil 3Dのコリドーとアセンブリ(サブアセンブリ)を上手に組み合わせる必要があります。
2. Subassembly Composer(SAC)の使用方法
Subassembly Composer(SAC)は、Civil 3Dで自分でアセンブリを作成するためのツールです。法面勾配を一定に保ちながら側溝の高さを変更し、さらに小段の設定を維持するアセンブリを作成するために、以下のアプローチを試してみてください。
- LinkSlopeToSurface: このサブアセンブリを使って法面勾配を一定に保ちながら、高さ変更に合わせて法面を自動的に更新します。
- Daylight: Daylightサブアセンブリを使うことで、法面が設定した勾配を維持したまま、土地の表面に沿って追従できます。
- 小段の追従: 小段部分も法面の勾配変更に追従できるように設定し、必要に応じて幅や勾配を指定します。
3. コリドーを使った側溝設計
コリドー(Corridor)を使用すると、道路や側溝の断面を詳細に設計し、高さや勾配の変更に対して自動的に追従させることができます。コリドーでは、側溝断面や法面、そして小段が自動的に調整されるように設定できます。コリドーの管理方法として、以下の手順を実行します。
- コリドーの断面定義: 断面の定義を適切に設定し、勾配や高さが変更されるたびに自動で法面や小段が調整されるようにします。
- コリドー編集: コリドーを編集し、変更後の条件に応じて法面勾配や小段が追従するように設定します。
- 自動更新: 高さや勾配を変更することで、コリドー内のすべての要素(法面、小段など)が自動で更新されることを確認します。
4. 実務での適用例
実務においては、側溝の高さ検討後に法面や小段が追従することはよくあります。Civil 3Dを使うことで、手作業で変更を加えることなく、高さや勾配に応じた適切な設計を迅速に行うことができます。また、これにより設計ミスを減らし、効率的に作業を進めることができます。
まとめ
Civil 3Dを使用して、側溝計画の高さ変更に応じて法面や小段が自動的に更新されるようにするためには、コリドーやSubassembly Composer(SAC)の使い方をマスターすることが重要です。正しいアセンブリ構成を作成し、法面勾配を一定に保ちながら設計変更に追従させることができます。これらのツールを使いこなすことで、効率的に設計作業を行うことができます。


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