AviUtlでMP4出力した際に、動画が途中から早送りになり、最後の絵だけが表示されてそのまま再生が終了してしまうという問題に直面した方も多いでしょう。この問題を解決するための方法を解説します。
1. AviUtlの出力設定を確認する
まず、AviUtlの設定を確認しましょう。出力時に正しい設定がされていないと、動画が正しく出力されないことがあります。特に、MP4の設定においては、エンコーダーやビットレート設定などを適切に調整する必要があります。一般的に、ビットレートやフレームレートの設定ミスが原因で動画が早送りのように見えることがあります。
「かんたんMP4」や「x264出力」の設定を再確認し、適切な設定に変更してみてください。また、フレームレートや解像度が一致していない場合も問題の原因となることがあります。
2. フレームレートの設定を見直す
動画が早送りになる問題の一因として、フレームレートの不一致があります。AviUtlで作成したプロジェクトのフレームレートが、出力設定のフレームレートと一致していない場合、映像が高速で再生されてしまうことがあります。出力時には、プロジェクトのフレームレートを確認し、それに合わせてMP4の設定も調整してください。
例えば、プロジェクトが24fpsの場合、出力設定も24fpsに設定し直すことが重要です。設定ミスを避けるために、出力前にフレームレートの設定をダブルチェックしましょう。
3. プラグインやコーデックの確認
時には、使用しているプラグインやコーデックが原因で問題が発生することもあります。AviUtlで使用しているエンコーダーが正常に機能していない場合、出力時に映像が正しく表示されないことがあります。特に、x264エンコーダーやその他の外部プラグインを使用している場合、バージョンが古いか不具合を抱えている可能性があります。
そのため、使用しているコーデックやプラグインを最新バージョンにアップデートするか、他のコーデックを試すことをおすすめします。
4. 他の出力フォーマットを試す
「かんたんMP4」や「x264出力」以外のフォーマットで動画を出力してみると、問題が解決する場合もあります。例えば、AVI形式やMOV形式で一度出力して、問題が解決されるか確認してみてください。
他の形式で問題なく出力できる場合は、MP4形式に関して何かしらの設定やコーデックに問題がある可能性が高いです。設定を再調整して再度MP4形式で出力してみると良いでしょう。
まとめ
AviUtlで動画が早送りになり、最後の絵のみが表示される問題は、設定ミスやコーデックの問題が原因となることがあります。フレームレートや出力設定を再確認し、必要に応じてプラグインやコーデックのアップデートを行い、他の形式での出力を試してみてください。これらの対策を行うことで、問題が解決することが多いです。


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