QGISでは、CSVデータをレイヤに結合し、その後に属性情報を編集(書き換え)することができます。この記事では、CSVデータをQGISにインポートし、結合したレイヤの属性情報を編集する方法について詳しく解説します。
CSVデータのインポートとレイヤの結合
まず、CSVデータをQGISにインポートする方法を確認しましょう。QGISでは、CSVファイルを直接インポートして、属性テーブルとして扱うことができます。インポート後、地理データと結合することで、属性情報を地理的なデータとリンクさせることができます。
CSVファイルをインポートするには、「レイヤ」→「レイヤの追加」→「カンマ区切りテキスト(CSV)」を選択し、CSVファイルを選択します。その後、必要な座標情報(緯度経度など)を指定してインポートします。
結合後の属性情報編集方法
CSVデータを結合したレイヤで属性情報を編集するには、以下の手順を試してください。
- 属性テーブルを開く: 結合したレイヤを右クリックし、「属性テーブルを開く」を選択します。
- 属性を編集モードに切り替える: 属性テーブルの上部にある「編集モード」をオンにします。このモードにすることで、セルの内容を直接編集することができます。
- セルの内容を編集: 編集したいセルをクリックして、必要なデータを入力します。数値や文字列など、属性に合わせた内容を記入できます。
複数のレイヤの結合時の注意点
複数のCSVデータを結合する場合、それぞれのデータが同じ属性を持っていることを確認する必要があります。例えば、両方のCSVファイルに「ID」など共通のフィールドが必要です。共通のフィールドを基にして、「ジョイン」を使用してデータを結合することができます。
「ジョイン」を設定するには、レイヤを右クリックして「プロパティ」→「ジョイン」タブを選択し、結合したいフィールドを指定します。これにより、複数のデータソースを統合することができます。
編集後の保存とエクスポート
属性情報の編集が完了したら、編集内容を保存するために「編集モード」をオフにし、「保存」をクリックします。これで、変更した属性情報が保存されます。
また、編集したレイヤを別の形式でエクスポートする場合は、レイヤを右クリックし、「エクスポート」→「フィーチャを保存」から保存形式を選んでエクスポートします。これにより、他のGISソフトウェアでも利用できる形式で保存できます。
まとめ
QGISでCSVデータを結合し、その属性情報を編集することは簡単に行えます。インポートしたCSVデータをレイヤとして追加し、属性テーブルで編集モードをオンにすることで、必要なデータを直接書き換えることができます。さらに、複数のデータを結合する際には、「ジョイン」を活用して効率的に作業を進めましょう。作業が完了したら、データを保存し、必要に応じてエクスポートして他のプロジェクトで利用できます。
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