Excelで配車表を作成している際に、C列・D列・E列に「○」を入力した場合に、F列とG列に自動で乗車可能人数を表示させたい場合、どのような関数を使用するのかについて解説します。また、特定の条件に合う人物を抽出して表示させる方法も説明します。
1. 配車表の基本設定と関数の使用
配車表には以下のような項目が含まれています。
- A列: 名前
- B列: 乗車可能人数
- C列: 往復可能
- D列: 行きのみ
- E列: 帰りのみ
- F列: 行き乗車可能人数
- G列: 帰り乗車可能人数
まず、C列・D列・E列に「○」が入力された場合にF列とG列に自動で乗車可能人数を表示させる関数を設定します。
2. 自動で乗車可能人数を表示させる関数
F列(行き乗車可能人数)には、C列とD列が「○」の場合にB列の乗車可能人数を表示させ、G列(帰り乗車可能人数)には、C列とE列が「○」の場合にB列の乗車可能人数を表示させます。これを実現するための関数は以下の通りです。
- F列: =IF(AND(C2=”○”,D2=”○”),B2,””)
- G列: =IF(AND(C2=”○”,E2=”○”),B2,””)
この関数は、C列とD列が「○」の場合にB列の値をF列に表示させ、C列とE列が「○」の場合にB列の値をG列に表示させます。
3. 特定の条件に合う人物を抽出する方法
次に、「往復と行き」、「往復と帰り」の条件に合う人物(A列の名前)を表示させる方法を説明します。これにはフィルタ機能やCOUNTIF関数を使用します。
- 往復と行き: =IF(AND(C2=”○”,D2=”○”),A2,””)
- 往復と帰り: =IF(AND(C2=”○”,E2=”○”),A2,””)
これにより、指定した条件に該当する名前だけが表示されます。行のフィルタ機能を使用すれば、特定の条件に該当する名前だけをリストとして抽出することもできます。
4. まとめ
Excelを使った配車表の作成方法として、関数を活用して「○」の入力に応じて自動的に乗車可能人数を表示させる方法と、特定の条件に合う人物を抽出する方法を紹介しました。これらのテクニックを使うことで、効率よく配車表を管理できます。ぜひ、実践してみてください。


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