RefWorksへの文献リストの取り込み方法:Excelデータの変換とインポート手順

Office系ソフトウェア

RefWorksは、学術的な文献管理ツールとして非常に便利ですが、Excelで管理していた文献リストを移行する際には、データの形式を適切に変換する必要があります。この記事では、Excelで作成した文献リストをRefWorksにインポートする方法について、データの変換方法と手順を解説します。

RefWorksへの文献インポート:基本的な流れ

RefWorksに文献リストをインポートする際、ExcelやCSVファイルなどの形式からデータを変換して取り込む必要があります。通常、RefWorksはCSVファイルやタブ区切りのテキストファイルをサポートしていますが、データを正しい形式に変換しないとインポートできません。ここでは、ExcelデータをRefWorksで使用できる形式に変換する方法を解説します。

ExcelからCSVファイルに変換する方法

まずは、Excelで管理している文献リストをCSVファイルに変換する方法を見ていきましょう。Excelを開き、文献リストを表示した状態で、「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選び、保存形式として「CSV(カンマ区切り)」を選択します。

CSV形式で保存すると、Excelのセルに入力されていたデータがカンマ区切りの形式で保存され、RefWorksにインポートできる形式になります。しかし、この段階で注意すべき点として、Excelで使用しているセルの区切りや改行がCSV形式でうまく変換されない場合があるため、後述するデータチェックを行うことが重要です。

データ形式を整える:カンマ区切りやタブ区切りに変換

RefWorksでは、データをカンマ区切り(CSV)、タブ区切り、または“”(引用符)区切りのファイル形式でインポートできます。ExcelデータをRefWorksに取り込むためには、データ形式を適切に変換する必要があります。

たとえば、Excelのデータをタブ区切り形式に変更したい場合、Excelで「名前を付けて保存」メニューから「テキスト(タブ区切り)」を選択します。これにより、データがタブで区切られた形式になります。タブ区切りのデータもRefWorksにインポートすることができるため、この形式に変換して保存しておくと便利です。

RefWorksでのインポート手順

RefWorksにデータをインポートする際、まずRefWorksのアカウントにログインし、画面上部の「+」アイコンをクリックして、「ファイルのインポート」を選択します。インポートするファイルとして、先ほど保存したCSVまたはタブ区切りファイルを選択します。

その後、RefWorksはファイル内のデータを解析し、自動的に文献情報を取り込むプロセスを開始します。インポートが完了すると、文献リストがRefWorks内に追加されます。このプロセスがうまくいかない場合、ファイル内のデータ形式に問題がないかを確認し、再度インポートを試みます。

ExcelからRefWorksにデータをインポートする際の注意点

ExcelデータをRefWorksにインポートする際には、以下の点に注意することが重要です。

  • データ形式(カンマ区切りやタブ区切りなど)を適切に選択する
  • Excel内で不要なスペースや改行がないかをチェックする
  • 文献情報が正しく並べられているか、フィールドの順番が適切かを確認する

これらのポイントを確認することで、RefWorksへのインポートがスムーズに行えます。

まとめ:RefWorksへのデータ移行をスムーズに行うために

Excelで管理していた文献リストをRefWorksに移行するためには、データ形式を適切に変換し、インポートする必要があります。CSVファイルやタブ区切りファイルを利用することで、RefWorksへの取り込みが可能です。データ形式やフィールドのチェックを行いながら進めることで、スムーズに移行できます。

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