質問者の方が抱えている問題は、1から10までの整数を加算するプログラムの繰り返し部分で、なぜ「suu > 10」が条件になるのかについての理解が難しいとのことです。この記事では、その理由についてわかりやすく解説します。
1. プログラムの流れを理解しよう
質問文にあるプログラムの流れは以下のようになります。
- goukei(合計)を0に初期化
- suu(数)を1に初期化
- 繰り返し処理を行う
- goukeiにsuuを加算
- suuを1増やす
- suuが10を超えたら繰り返し終了
このように、suuが1からスタートして、1ずつ増えていきます。問題は、なぜ「suu > 10」なのかという部分です。
2. 繰り返しの条件について
プログラムの繰り返し処理は、「suuが10より大きくなるまで」実行されるべきです。この場合、最初にsuuが1となり、1回目の繰り返しでgoukeiに1が加算されます。次にsuuは2になり、goukeiに2が加算され、というように進んでいきます。
「suu > 10」と設定することで、suuが10より大きくなるまで繰り返しが行われ、最終的にsuuが11になった段階で繰り返しが終了します。もし「suu = 10」になった時点で終了すると、10は加算されず、9までしか加算されません。
3. 「suu > 10」と「suu = 10」の違い
「suu > 10」という条件は、suuが11以上になった時点で繰り返しが止まることを意味します。このため、1から10までの整数がすべて加算され、最終的な合計が得られます。
一方で「suu = 10」という条件だと、suuが10のときに繰り返しが終了し、実際には9までしか加算されません。これは意図した結果にならないため、「suu > 10」の条件が必要です。
4. まとめ:正しい条件を使う
「suu > 10」を条件にする理由は、1から10までの全ての整数を合計に含めるためです。もし「suu = 10」のように書いてしまうと、最後の10を加算しないことになってしまうため、正しい条件としては「suu > 10」を使用する必要があります。
このように、プログラムの条件設定を正しく理解することで、正確な結果を得ることができます。


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