Accessの「拡張した日付/時刻」と「日付/時刻」の違いと使い分け

Microsoft Access

Microsoft Accessのデータ型には「日付/時刻」と「拡張した日付/時刻」がありますが、これらの違いが分からないという方も多いです。この記事では、両者の違いと、それぞれの使い分けについて解説します。

「日付/時刻」と「拡張した日付/時刻」の基本的な違い

「日付/時刻」は、1月1日から12月31日までの日付と、1日24時間のうちの時間を扱う標準的なデータ型です。一方、「拡張した日付/時刻」は、より高精度な日付と時間を扱い、1秒未満の単位(ミリ秒、マイクロ秒)まで対応しています。

「拡張した日付/時刻」を使うべき場合

「拡張した日付/時刻」を使う場面は、非常に高精度な日時データが必要な場合です。例えば、システムのログデータや取引の詳細なタイムスタンプを記録する場合など、秒単位では不十分な場合に使います。

「日付/時刻」を使うべき場合

「日付/時刻」は、通常のアプリケーションで使われる日付や時間のデータを表現するのに十分です。例えば、スケジュール管理や日付計算など、通常のビジネスアプリケーションではこちらを使用することが多いです。

性能への影響と使い分け

「拡張した日付/時刻」は精度が高い反面、データベースの処理が重くなりがちです。従って、精度がそれほど必要でない場合は、「日付/時刻」を使用する方が効率的です。

まとめ

「日付/時刻」と「拡張した日付/時刻」は、扱う精度の違いがあり、用途に応じて使い分けが求められます。通常の業務用途であれば「日付/時刻」で十分ですが、高精度な日時が求められる場合には「拡張した日付/時刻」を使用することをお勧めします。

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