InDesignで「：」を縦書き時に横向きにする方法：筑紫A丸ゴシック対応ガイド

InDesignで縦書きにした際、全角の「：」が縦向きになってしまう問題に直面している方へ。特に筑紫A丸ゴシックを使用している場合、この記号を横向きにする方法を段階的に解説します。

縦書き時の「：」の挙動とその理由

InDesignでは、縦書きの際に全角の「：」などの記号が縦向きに表示されるのがデフォルトの挙動です。これは、縦書きの組版ルールに基づいており、特に筑紫A丸ゴシックなどの丸ゴシック体では顕著に現れます。

「：」を横向きにする方法

「：」を縦書き時に横向きに表示させるには、以下の手順を実行してください。

1. 「文字ツール」を選択し、「：」をクリックして選択します。
2. メニューバーから「書式」→「組み方向」→「横組み」を選択します。
3. これで「：」が横向きに表示されます。

この方法は、個別の文字に対して適用されるため、複数の「：」がある場合は手動で行う必要があります。

段落スタイルを使用して「：」を横向きにする方法

多数の「：」を横向きにする場合、段落スタイルを使用することで効率的に設定できます。

1. 「段落スタイル」パネルを開き、新規スタイルを作成します。
2. スタイルの設定画面で「文字組み」セクションを選択し、「縦中横設定」を有効にします。
3. 「縦中横設定」ダイアログで「：」を選択し、「縦中横」を「オフ」に設定します。
4. 設定を保存し、該当の段落にスタイルを適用します。

これで、段落内の「：」が横向きに表示されるようになります。

まとめ

InDesignで縦書き時に「：」を横向きにするには、個別の文字に対して「横組み」を適用する方法と、段落スタイルを使用して一括で設定する方法があります。作業の効率や文書の構成に応じて、適切な方法を選択してください。