DiGiTAでステッカーを作るための最適なキャンバス設定方法

画像処理、制作

DiGiTAでオリジナルステッカーを作成しようとしているとき、適切なキャンバス設定を行うことは重要です。特に初めて作成する場合、サイズや解像度など、設定に関する疑問が浮かびやすいものです。この記事では、CLIP STUDIO PAINT(iPad版)を使ってステッカーのデザインをする際に、適切なキャンバスサイズと設定方法を解説します。

ステッカーのサイズと設定

ステッカーのサイズは「横70mm×縦50mm」と指定されています。CLIP STUDIO PAINTでこれを適切に表現するために、キャンバスサイズは「幅73mm×高さ53mm」として設定されています。このサイズは、塗り足しを3mm加えた形での設定となっており、印刷後に切り取られる部分を考慮したサイズ設計です。

解像度と印刷について

解像度は350dpiで設定されていますが、この解像度は印刷物にとって十分な高解像度です。通常、印刷物の解像度は300dpi〜350dpiの範囲が適切とされており、これにより細部まで鮮明に印刷されます。拡大して見たときにぼやけて感じることがあっても、印刷時には問題がない場合が多いです。

PNG形式で保存する際の注意点

デザインをPNG形式で保存する際、特に「元データからの拡縮率が100%」と表示される場合でも、出力時の品質に関して心配する必要は少ないです。PNG形式は非圧縮形式であり、保存時に画質が劣化することはほとんどありません。ただし、解像度やサイズを意識して保存することで、より高品質な印刷物を作成できます。

iPadOSや他のアプリとの違い

iPadでの表示や印刷に関して、iPadOSやアプリ(SPARKなど)が自動的にOCR(文字認識)機能を利用することがありますが、これとは異なり、CLIP STUDIO PAINTでの作業はあくまで画像としてデータを保存する形式となります。これにより、印刷時の品質を保つためには、解像度やサイズに気を付ける必要があります。

まとめ

DiGiTAでステッカーを作成する際、キャンバスサイズや解像度の設定が重要です。解像度350dpi、塗り足しを含めたキャンバスサイズ(幅73mm×高さ53mm)を設定することで、高品質なステッカーが作成できます。PNG形式で保存すれば、印刷時の品質も確保できます。これらの設定を正しく行うことで、満足のいく仕上がりになります。

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