AutoCADで線分を引く際に角度を指定しようとすると、Shiftキーを押して直行モードが優先され、思うように角度指定ができないことがあります。この問題は、特に「<60」と入力したい場合に発生し、作業を妨げることがあります。
この記事では、AutoCADで線を引く際に、Shiftキーの直行モードを無効にして角度指定を行う方法を解説します。簡単な手順で、再びスムーズに作業を進められるようになります。
Shiftキーと直行モードの影響
AutoCADでは、Shiftキーを押すことで直行モードが有効になり、線を水平または垂直に制限することができます。これにより、特に角度を自由に指定したい場合に支障が生じることがあります。
直行モードをオフにすることで、角度指定がより自由にできるようになりますが、Shiftキーを使用しないときに直行モードを無効化する必要があります。
角度指定の方法と直行モードの無効化
線分を引く際に角度を指定するには、コマンドラインに「<60」と入力するのが一般的です。しかし、Shiftキーが直行モードを優先してしまい、角度指定ができなくなることがあります。
この問題を解決するには、まず直行モードをオフにする必要があります。直行モードをオフにする方法は、F8キーを押すことで切り替えることができます。この操作により、Shiftキーを押しながら角度を指定することができるようになります。
直行モードを一時的に無効化するショートカットキー
AutoCADでは、直行モードを一時的に無効にするショートカットキーがあります。作業中に直行モードを一時的にオフにしたい場合、Shiftキーを押しながら右クリックメニューを使用して、直行モードを無効化することができます。
これにより、直行モードを解除することなく、他のコマンドや操作を続けながら角度指定を行うことが可能です。
直行モードの設定をカスタマイズする
直行モードが頻繁に使われる場合は、その設定をカスタマイズして、より快適に作業ができるようにすることもできます。AutoCADのオプションメニューで直行モードの動作を調整することができ、これにより作業の効率が大幅に向上します。
設定を変更するには、まず「オプション」ダイアログを開き、「ユーザー設定」タブに進みます。ここで直行モードの設定を細かく調整できるので、自分の作業スタイルに合わせた設定に変更しましょう。
まとめ
AutoCADで線を引く際に、Shiftキーの直行モードが優先されて角度指定ができない場合、直行モードをオフにすることで問題を解決できます。F8キーを使用して直行モードを簡単に切り替えることができ、また、作業中に直行モードを一時的に無効にする方法もあります。
直行モードの設定をカスタマイズすることで、よりスムーズに作業を進めることができるので、これらの方法を試してみてください。


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