デスクトップパソコンの比較でわかる【2020年最新】

パソコン

今回は、デスクトップパソコンの型の比較と、有名なデスクトップパソコンメーカーの比較、そしてデスクトップパソコンのメリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。まずは、デスクトップパソコンの型の比較です!

デスクトップパソコンの型の比較早見表

デスクトップパソコンの
型種類
性能 拡張性 設置スペース 携帯性 コストパフォーマンス
タワー型 フルタワー型 グラボやSSDなどかなり高い とても高い 広くて高い 絶望的 使い方次第で高い
ミドルタワー型 高い やや高い やや広くてやや高い 絶望的 やや高い
ミニタワー型 やや高い すこし高い やや狭くてやや低い 頑張れば持ち運べる 高い
スリムタワー型 中くらい 少し低い 狭くてやや低い まあまあ軽い やや高い
ミニスリム型 やや低い 低い かなり狭くかなり低い 軽く片手で運べる やや高い
ミニ型 やや低い 低い 狭くてかなり低い 軽い やや高い
コンパクト型 やや低い 低い とても低くてすこし狭い バックにしまえる 高い
キューブ型 やや低い 低い すこし狭くてやや低い やや持ちにくいが運べる やや高い
スティック型 低い 難しい とても小さい ポケットにしまえる 高い
ディスプレイ一体型 ものによる 低い ディスプレイのみ 絶望的 高い
デスクトップパソコンの型別比較

続いて、デスクトップパソコンを取り扱っている有名メーカーの比較をしていきます。

デスクトップパソコンの有名メーカー比較早見表

メーカー名 特徴 知名度 価格 本社
日本電気(NEC) ディスプレイ一体型が人気 10万~20万円の商品多め 東京都
富士通(FUJITSU) ディスプレイ一体型・ミニタワー型が人気 10万~20万円の商品多め 東京都
ドスパラ BTOパソコン専門※1フルタワーやミドルタワーの取り扱いも多い 大≧中 5万~30万円と幅広い 東京都
デル(Dell) ミニタワー型が人気 10万円以下多め アメリカ合衆国
ヒューレット・パッカード(HP) ディスプレイ一体型・ミニタワー型が人気 10万円前後の商品が多め アメリカ合衆国
アップル(Apple) ディスプレイ一体型に始まりコンパクト型が人気。他にも円筒型といった珍しいタイプもあるよ! 5万円~100万円のパソコンまで幅広い アメリカ合衆国
レノボ(Lenovo) ミニタワー型・コンパクト型が人気 10万円以下多め 香港
※2020年当サイト調査時点での情報

※1.BTOパソコンとは、Build To Orderの略で、消費者が容量やメモリといったパソコンに必要なパーツをカスタムして受注されてから作られるパソコンのことです。

ここまで、デスクトップパソコンだけの型の比較と有名なメーカーの比較をしてきました。ですが、パソコンには、デスクトップパソコン以外にもたくさんの種類があります。そもそも、デスクトップパソコンを利用するメリット・デメリットとは何でしょうか?

そこで、続いて、デスクトップパソコンを利用するメリット・デメリットについてご紹介していきたいと思います。

そもそもデスクトップパソコンを利用するメリット・デメリットって何??

パソコンの種類 価格 携帯性 モバイル利用 拡張性 性能 ディスプレイの大きさ
デスクトップパソコン × ×
ノートパソコン ×
タブレットパソコン ×
スティックパソコン ×
パソコン別の比較

まずは、デスクトップパソコンを利用するメリットからの紹介です!

デスクトップパソコンを利用する3つのメリット

  1. 拡張性が高い
  2. 性能が高い
  3. ディスプレイがやや大きい

デスクトップパソコンを利用するメリットは3つあります。以下では、この詳細を書いていきます。

メリット1.拡張性が高い

パソコンの種類 拡張性
デスクトップパソコン
ノートパソコン
タブレットパソコン ×
スティックパソコン

拡張性の高さとは、パソコンにおいて、パソコンが本来もつ機能に加えて、付加的な機能を追加したり、それらの性能をあとから向上させる事が可能であるような設計上の性質のことをいいます。タブレットパソコンは、使う用途に沿ってできる限り小さく設計されているため、この拡張性がまったくなくスッティクパソコンも拡張することは難しいです。

また、ノートパソコンは、USBといった拡張端子などを利用することで付加的な機能を追加することができます。一方、「デスクトップパソコン」は、ある型の中に収まる範囲でなら増設が可能で、その設計上からCPUやメモリといったパーツを交換してグレードを変えることもできます。そのため、購入後に性能を拡張する予定のあるのなら、迷わずデスクトップパソコンといったところです。

以上、デスクトップパソコン1つ目のメリットでした。続いて、2つ目のメリットのご紹介です。

メリット2.性能が高い

パソコンの種類 性能
デスクトップパソコン
ノートパソコン
タブレットパソコン
スティックパソコン

1つ目のメリットでデスクトップパソコンには、拡張性の高さがあると記述しました。拡張性が高いということは、性能(≒拡張性)でもあるため、デスクトップパソコンは、性能が高くなる傾向があります。また、パソコン用ゲームで遊ぶことを目的としているなら、グラフィックボードを搭載していると快適にプレイすることができます。

しかしながら、このグラフィックボードを搭載できるのは、タブレットパソコン・スティックパソコン・ノートパソコン・デスクトップパソコン(タワー型)、この4つのパソコンの中でデスクトップパソコン(タワー型)だけです。というのも、グラフィックボードは、パソコン内部に十分な空間がないと設置することができません。内部が狭い構造になっているタブレットパソコン・スティックパソコン・ノートパソコンでは、設置できないというわけです。

なので、ゲームプレイやイラスト作成などグラフィック関連に重点を置いている、若しくは、基礎スペックの高さを求めているのであれば、デスクトップパソコンが買いです。以上、デスクトップパソコンの2つ目のメリットでした。続いて最後に、メリット三つ目を紹介します。

メリット3.ディスプレイがやや大きい

パソコンの種類 ディスプレイの大きさ
デスクトップパソコン
ノートパソコン
タブレットパソコン
スティックパソコン

タブレットパソコン・スティックパソコン・ノートパソコン、それからデスクトップパソコンをそれぞれ使っていると、ディスプレイの大きさによる違いが目立ちます。ノートパソコンとタブレットパソコンは、設計目的上ディスプレイが小さめで、スティックパソコンは、大型の液晶モニターに接続して利用できるためディスプレイの大きさが柔軟に決められます。

加えて、デスクトップパソコンもスティックパソコンと接続が似ていて、様々なモニターを利用することができます。ディスプレイが大きいと大きく3つのメリットがあります。

  1. 同時に利用できるソフトウェアが増える
  2. モニター上に表示できる情報が増える
  3. 効率が上がる

そのため、家に引きこもって効率よく作業をしたいと考えているなら、性能とディスプレイの大きさを選択できるデスクトップパソコンが強いです。つきまして、デスクトップパソコンの3つ目のメリットでした。これで、デスクトップパソコンのメリットの紹介はおしまいです。続きまして、デスクトップパソコンを利用するデメリットの紹介をしていきます。

デスクトップパソコンを利用する3つのデメリット

  1. 携帯性が低い
  2. モバイル利用が難しい
  3. 価格がやや高くなりがち

デスクトップパソコンを利用するデメリットは3つあります。以下では、この詳細を記述していきます。

デメリット1.携帯性が低い

パソコンの種類 携帯性
デスクトップパソコン ×
ノートパソコン
タブレットパソコン
スティックパソコン

持ち運びしやすい性質のことを携帯性といいます。スティックパソコンは、本体サイズが小さいためにバックやポケットに入れて持ち運ぶことができ携帯性は高いです。タブレットパソコンは、ポケットにいれられるほど小さくはないですが、バックに入れて持ち運ぶことができるため携帯性がそこそこあります。

ノートパソコンもタブレットパソコンと同じくバックに入れて持ち運ぶことができる大きさですが、少々重たい機種もあるので携帯性はやや低いです。そして、デスクトップパソコンは、筐体(きょうたい)が大きく、筐体内に設置される部品を含めて非常に重く、加えて、電源にコンセントプラグを接続して電源を本体に供給しながら操作を行うため携帯性は皆無です。

以上、デスクトップパソコンのデメリット1つ目でした。続いて、デメリット2つ目の紹介をしてまいります。

デメリット2.モバイル利用が難しい

パソコンの種類 モバイル利用
デスクトップパソコン ×
ノートパソコン
タブレットパソコン
スティックパソコン ×

携帯して様々な場所で利用できることを、モバイル利用ができるといいます。ノートパソコンやタブレットパソコンの場合は、機体の大きさや軽さからバック等に収納することができるため、携帯性は高いです。そして、出かける前に機体のバッテリーへ十分な充電をしておけば、外出先でも膝の上机の上などで利用することができるためモバイル利用がかなりしやすいことがわかります。

一方、スティックパソコンは、その軽さや小ささから携帯性はわかりますが、接続するディスプレイがないと利用することができないためモバイル利用は難しいです。デスクトップパソコンの場合は、携帯性もなく、ディスプレイが必要な機種がほとんどなので、モバイル利用が圧倒的に難しいです。

そもそも、デスクトップパソコンは、モバイル利用を目的として設計されていないので、モバイル利用を目的とするならデスクトップパソコンではなくノートパソコンやタブレットパソコンを購入したいですね。以上、デスクトップパソコンのデメリット2つ目でした。続いて最後に、デメリット3つ目をご紹介していきます。

デメリット3.価格がやや高くなりがち

パソコンの種類 価格
デスクトップパソコン
ノートパソコン ×
タブレットパソコン
スティックパソコン

パソコンメーカーでは、パソコンを製造するとき製造コストが高い部品ほど経費が高くなります。すると、販売するとき製造コストの高かった商品を高値で販売しないと割にあいません。製造コストの高い商品とは何なのかというと、商品に使うパーツが既存のものではなかったり高額だったりすること、そして部品を縮小するなどといった処理などを行って、行程の多い商品がそれにあたります。

このことを踏まえて、それぞれのパソコンを見てみると、スティックパソコンであれば、既存のパーツを使っていて、性能が比較するとあまり良くなく行程も少ないため、価格は安いです。タブレットパソコンは、性能がすこし良いですが、ディスプレイが小さかったり行程も少ないため価格は比較的安めです。ノートパソコンは、性能もそこそこ高く製造工程が多いため、価格が高くなります。

デスクトップパソコンは、トータルで性能が一番高いため価格が一番高くなると予想できますが、実は既存パーツをカスタムしたり製造工程もさほど多くないため、ノートパソコンより価格が安くなることがあります。以上、デスクトップパソコンのデメリット3つ目でした。これで、デスクトップパソコンのデメリットの紹介は終了です。

今回は、デスクトップパソコンの型の比較と、有名なデスクトップパソコンメーカーの比較、そしてデスクトップパソコンのメリット・デメリットの解説をしてまいりました。

デスクトップパソコンのメリット・デメリットがわかれば、自分がデスクトップパソコンを購入するべきかそうでないかがわかりますね!最後までご覧頂きありがとうございました!

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