SolidWorksで複数箇所の寸法や座標を同時に表示する方法

SolidWorksを使用していると、モデルの寸法や座標を確認する場面が多々ありますが、複数箇所の寸法や座標を一度に表示する方法については、少し戸惑うこともあるかもしれません。本記事では、評価タブの測定機能を活用して、複数の箇所の寸法を同時に表示する方法について解説します。

評価タブで測定ツールを使う基本の流れ

まず、評価タブから「測定」を選択します。これにより、現在作成したモデルの寸法や座標を確認できる機能が表示されます。このツールを使うことで、簡単に個別の寸法を取得することができます。

ユーザーが複数の寸法を同時に表示したい場合、Ctrlキーを押しながら複数の点を選択しようとすることが一般的です。しかし、Ctrlキーを使うと、2点間の距離が表示されてしまう問題があります。これを回避する方法は、いくつかのステップを踏むことで解決可能です。

複数箇所の寸法や座標を同時に表示するためには、ツールの設定を少し調整する必要があります。具体的には、測定機能をカスタマイズすることで、選択した点に関して全ての寸法を一度に表示させることが可能です。次の手順に従って設定を行いましょう。

1. 評価タブから「測定」を選択します。
2. 寸法を取得したい複数の点をクリックし、Shiftキーを押しながら選択します。
3. 「寸法」をクリックすると、選択した複数の点に関する寸法が表示されます。

例えば、2点間の距離を測定したい場合、Ctrlキーを使用して2つの点を選択することになります。しかし、複数の点を同時に表示させるためには、測定ツールの設定を変更し、複数の寸法を一度に表示できるように調整します。

SolidWorksで複数箇所の寸法や座標を同時に表示する方法は、少しの設定変更で簡単に実現できます。評価タブから測定機能を活用し、Shiftキーやツール設定を適切に調整することで、作業効率が大きく向上するでしょう。