Wordで日本語と韓国語のフォント設定を既定にする方法と問題の解決法

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Microsoft Wordで日本語(MS P明朝)と韓国語(Batang)のフォントを既定に設定しようとした際に、うまくいかない場合があります。特に、日本語と韓国語を切り替えるとフォントが変わってしまう問題が発生します。この問題を解決する方法について詳しく解説します。

フォント設定の基本的な手順

Microsoft Wordでフォントを既定に設定するには、まず「ホーム」タブのフォントセクションにアクセスし、右下の矢印をクリックします。そこから日本語用と英数字用のフォントをそれぞれ指定し、最後に「既定に設定」をクリックします。その後、「Normalテンプレートを使用したすべての文書」を選択して「OK」をクリックすることで、すべての新規文書に設定したフォントが適用されるはずです。

しかし、これで日本語と韓国語のフォントが変わってしまうことがあります。その原因と対策を次に説明します。

日本語と韓国語フォントが切り替わる原因

日本語用のフォントと韓国語用のフォントが別々に設定されているため、英数字用フォントの設定が韓国語には適用されない場合があります。これが原因で、英数字用フォントが日本語や韓国語に適用されず、それぞれ別々のフォントが表示されることになります。

英数字用のフォント設定は、韓国語フォントには影響を与えないため、韓国語のフォントを別途設定する必要があります。

日本語と韓国語の両方に同じフォントを適用する方法

日本語と韓国語の両方に同じフォントを適用したい場合、まずは日本語用と韓国語用のフォントをそれぞれ別々に設定するのではなく、両方に対応するフォントを選ぶことをお勧めします。たとえば、MS P明朝やBatangといったフォントの代わりに、両方に対応するフォントを使用することが有効です。

以下の手順で両方に適切なフォントを設定します。

  • 「ホーム」タブでフォント設定にアクセス
  • 日本語と韓国語用のフォントを選択し、共通のフォントに変更
  • 「既定に設定」をクリックして変更を適用

これで、日本語と韓国語の両方に同じフォントが適用され、切り替え時にフォントが変わる問題を解決できます。

手動でフォントを変更する方法

どうしてもフォントを個別に設定したい場合、文書内で日本語と韓国語を別々に選択し、それぞれのフォントを手動で設定する方法もあります。この場合、フォントが変わることなく、必要に応じて変更できます。

手動で設定する場合の手順。

  • 日本語テキストを選択してMS P明朝などを選ぶ
  • 韓国語テキストを選択してBatangなどを選ぶ
  • これを文書内の必要な箇所に適用

この方法で、異なる言語ごとに最適なフォントを適用できますが、手間がかかるため、全体的なフォント設定を使う方が効率的です。

まとめ

Microsoft Wordで日本語(MS P明朝)と韓国語(Batang)のフォントを適切に設定するには、フォント設定を個別に行うのではなく、両方に対応する共通のフォントを選ぶことをお勧めします。また、手動でフォントを変更する方法もありますが、全体的に設定を適切に行うことで効率的に作業できます。これで、日本語と韓国語のフォントが切り替わる問題を解決できます。

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