論文などで文献を引用した場合に、引用部分の下や上に項番を付けることがあります。この項番は、引用文献を明確に区別するために重要ですが、どのように設定するかに迷うこともあります。この記事では、Wordを使って論文内で文献に項番を付ける方法を紹介します。
項番を付ける方法とは？
Wordで文献に項番を付けるには、主に「脚注」を使う方法があります。脚注は文書内の特定の箇所に参照情報や注釈をつけるために便利な機能です。これを利用することで、文献の番号を自動で付けたり、文章の下部に文献情報を簡単に記載することができます。
Wordで脚注を挿入する方法
1. 引用したい文献の後にカーソルを置きます。
2. Wordのメニューから「参考資料」タブを選択し、「脚注の挿入」をクリックします。
3. すると、自動的に文章の下に項番が挿入され、その下に引用文献を記入するためのスペースが作成されます。
脚注の番号をカスタマイズする方法
脚注の番号の形式を変更したい場合、以下の手順でカスタマイズできます。
1. 「参考資料」タブ内の「脚注の挿入」横にある小さなアイコンをクリックして設定を開きます。
2. そこで、脚注の番号形式を変更することができます（例えば、1, 2, 3からa, b, cに変更するなど）。
文献リストの作成方法
脚注で文献番号を挿入した後、文献リストを自動的に作成することもできます。文献リストを作成するためには、まず文献データベースを管理するツールを使用して、各文献を適切に登録することが重要です。
1. 「参考資料」タブにある「文献目録の挿入」をクリックし、登録した文献を自動的に挿入します。
2. 引用した文献の番号と対応した情報が自動的にリストに表示されます。
まとめ
Wordを使用して文献に項番を付ける方法は、脚注機能を活用するのが最も簡単で便利です。脚注を挿入することで、文献番号が自動的に割り当てられ、文献リストも簡単に作成できます。また、番号形式のカスタマイズや文献リストの挿入も、設定で柔軟に変更できるので、論文作成に役立つ便利な機能です。
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