Microsoft Office 365 Wordでページ区切り後に現れる点「・」と空白の行を解消する方法

Word

Microsoft Office 365のWordで、ページ区切りを挿入した後に、再度ファイルを開くとページの最初に「・」の点と空白の行が自動的に表示される問題が発生することがあります。この現象は設定やスタイルの問題によって引き起こされることがあります。この記事では、この問題の解決方法について詳しく解説します。

1. この問題の原因とは?

ページ区切り後に「・」の点と空白行が現れる問題は、Wordの段落設定やスタイルの影響によるものです。特に、改行や段落の設定が影響を与えていることが多いです。さらに、Wordのスタイル設定によって、このような異常な動作が発生することがあります。

また、特定の設定で自動的に箇条書きや番号付きリストが挿入されることも原因の一つです。これらは誤って挿入されることがあり、手動で削除しても再度開いた際に復活します。

2. 解決方法1: 段落設定を確認する

まず、ページ区切りを挿入する前後の段落設定を確認しましょう。特に「段落後のスペース」や「行間」などが問題を引き起こすことがあります。以下の手順で段落設定を確認し、調整することができます。

  • 1. Wordで問題の文書を開きます。
  • 2. 「ホーム」タブから「段落」グループを選択し、「段落設定」をクリックします。
  • 3. 「段落後のスペース」や「行間」を調整してみてください。
  • 4. 必要に応じて「段落前」や「段落後」のスペースを調整し、問題が解消されるか確認します。

3. 解決方法2: スタイル設定を修正する

次に、使用しているスタイルに問題がある場合があります。特に、箇条書きや番号付きリストが原因で「・」が現れることがあります。スタイルを修正する方法は次の通りです。

  • 1. Wordで問題の文書を開きます。
  • 2. 「ホーム」タブから「スタイル」グループを見つけ、使用しているスタイルを右クリックします。
  • 3. 「変更」を選択し、「書式設定」から「段落」をクリックします。
  • 4. 「箇条書き」や「番号付きリスト」が選ばれていないことを確認し、必要に応じてスタイルを調整します。

4. 解決方法3: 自動整形機能の無効化

Wordの自動整形機能が原因でこのような問題が発生することがあります。自動整形機能を無効にすることで、誤って箇条書きや番号付きリストが挿入されることを防ぐことができます。設定を変更する手順は以下の通りです。

  • 1. 「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
  • 2. 「校正」タブを選択し、「オートコレクトのオプション」をクリックします。
  • 3. 「自動整形」タブを選び、「自動的に箇条書きに変換する」オプションを解除します。

5. まとめ

Wordでページ区切り後に現れる「・」と空白の行の問題は、段落設定やスタイル、そして自動整形機能が原因で発生します。上記の方法を試すことで、多くのケースで解決できます。問題が解決しない場合は、Wordを最新の状態にアップデートすることも一つの手です。これで問題が解決できることを願っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました