Wordで見開きページを作成する際の余白設定ととじしろの調整方法

Wordで見開きページを作成する際、特に「右とじ」の設定では、偶数ページ（左ページ）と奇数ページ（右ページ）の余白をうまく調整することが重要です。特に、ページごとに異なる余白を設定することで、冊子のレイアウトを適切に整えることができます。この記事では、Wordで見開きページを作成する際の余白設定ととじしろの調整方法について解説します。

1. 目次の作成方法と基本設定

まず、Wordで「見開きページ」を作成するためには、文書のレイアウトを適切に設定する必要があります。これを行うには、まず「ページレイアウト」タブから「余白」を選び、「カスタム余白」をクリックします。ここで、「左右ページ」にチェックを入れ、「右とじ」を選択します。これで、右ページと左ページの余白がそれぞれ異なる設定になります。

2. 見開きページの設定ととじしろの調整

見開きページを作成するためには、特に「とじしろ」の設定が重要です。とじしろは、冊子の中央部分にあたるため、ここに余分なスペースを設ける必要があります。「ページレイアウト」タブで「余白」から「カスタム余白」を選択し、「とじしろ」の幅を調整します。このとき、「とじしろ」に設定する余白の幅は、印刷後にページが重なり合う部分に十分なスペースが確保されるように設定します。

3. 偶数ページと奇数ページの余白の違い

質問で述べられている通り、2ページ目からは偶数ページの余白が右ページと同じくらい狭く感じる場合があります。これが原因となるのは、偶数ページの「外側」の余白が狭く見えるためです。これは、設定した余白が偶数ページと奇数ページで対称に設定されているためで、ページのレイアウトにより異なる表示がされることがあります。

この場合、余白の設定で「ページごとに異なる余白を設定する」オプションが有効であるか確認し、適切に設定されているかを再確認しましょう。もし設定が反映されていない場合、カスタム設定を見直し、手動で余白を調整することが有効です。

4. 「外側に寄る」現象を解決するための対処法

もし左ページが右ページと比べて外側に寄っているように見える場合は、余白設定やページ設定に問題がある可能性があります。正しい余白が設定されていないと、意図した位置にページ内容が配置されません。設定を再確認し、「奇数ページ」と「偶数ページ」にそれぞれ異なる余白設定が反映されていることを確認しましょう。

5. まとめ

Wordで見開きページを作成する際に、正しい余白設定を行い、偶数ページと奇数ページのレイアウトを整えることは、冊子作成において重要なポイントです。設定を見直し、適切な余白ととじしろを調整することで、よりプロフェッショナルな冊子作成が可能となります。余白の設定がうまくいかない場合は、ページ設定の「左右ページ」オプションを活用し、カスタム設定で調整を行いましょう。