クリップスタジオペイントを使用していると、不透明度が低いレイヤーの上に色を塗る際に、色が薄くなってしまう問題に直面することがあります。特に、レイヤーマスクやクリッピングマスクを使用している場合、意図した通りに色を塗るのが難しいことがあります。この記事では、不透明度が低い部分でも色を真っ黒で塗れるようにする方法を紹介します。
不透明度を調整せずに色を塗る方法
まず、色を真っ黒で塗るための簡単な方法を紹介します。クリップスタジオペイントには「塗りつぶしツール」や「ブラシツール」などで、不透明度を低くしたレイヤーの上からも、意図通りの色を塗るための便利な設定があります。
レイヤーを統合する前に色を強調する方法
レイヤーを統合することなく、不透明度を低くした部分に色を強調する方法があります。以下の手順を試してみてください。
- 1. まず、不透明度が低いレイヤーを選択します。
- 2. レイヤーの上に新しいレイヤーを作成し、ブラシツールや塗りつぶしツールを使用して色を塗ります。
- 3. そのレイヤーの描画モードを「乗算」や「オーバーレイ」に設定し、色を補強します。
レイヤーマスクを利用する方法
もし、マスクを使用している場合、以下の方法でマスク部分に色を追加することができます。
- 1. レイヤーマスクを選択し、「ブラシツール」を使用して不透明度の低い部分を塗ります。
- 2. マスクの設定で「ブラシの不透明度」を調整し、塗りつぶし部分を強調します。
一括での設定方法
一括で設定を変更することで、手間を減らし、効率的に色を強調できます。以下の方法で試してみてください。
- 1. 複数のレイヤーに色を塗る際に、レイヤーの描画モードを変更する。
- 2. すべてのレイヤーの不透明度を一括で設定することで、色が薄くならずに塗ることができます。
まとめ
クリップスタジオペイントでは、レイヤーの不透明度が低い部分でも色を塗る際に意図通りに強調する方法があります。レイヤーマスクや描画モードを上手に使い、色を強調したり、手間を減らすために一括で設定する方法を駆使することで、作業効率が大幅に向上します。これらのテクニックを使って、より精度高く色を塗ることができるようになります。


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