Excelで =CEILING((J12-I12)*24,1)*500 といった式を使って計算する場合、J12とI12に入力されている時間に基づいて、一定の計算が行われます。この式の内容とその結果について解説します。
1. 使われている関数の解説
この式では、主に以下の関数が使われています。
・CEILING関数:指定した数値を指定の倍数に切り上げる関数
・24の掛け算:時間を単位として使用するため、24時間換算にしています
・500を掛け算:最終的に500倍して、必要な金額などを算出します。
2. 式の中の各部分を理解する
式の中でJ12とI12は時間(12:48と9:03)が入力されているセルです。まず、J12(12:48)からI12(9:03)を引いてその差を計算します。この差は時間単位で計算されます。次に、その差に24を掛けて時間を分単位に変換します。その後、CEILING関数を使って1単位に切り上げ、最後に500を掛けて最終的な結果を得ます。
3. 計算の例
J12が12:48、I12が9:03の場合、まず12:48から9:03を引きます。この差は3時間45分です。次に、この差に24を掛けると、3.75になります。その後、CEILING関数を使って1の倍数に切り上げます。この場合、切り上げ後の値は4になります。最後に、この値に500を掛けると、結果は2000となります。
4. よくある誤解と注意点
・時間の差を計算する際に、Excelが時間を「1」が1日として扱っていることに注意が必要です。従って、時間を24で掛けて時刻の差を算出しています。
・CEILING関数は指定した単位に切り上げますが、指定した単位(ここでは1)が適切であるか再確認することが重要です。
5. まとめ
この式は、時間の差を計算し、特定の単位に切り上げた後、500倍することで最終的な金額を計算する式です。ExcelのCEILING関数や時間の扱いに慣れていないと誤解しやすいですが、基本的な計算の流れを理解すれば、簡単に計算できます。


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