Windows 10のエクスプローラーで動画のフレーム高を確認する際、右クリックから「その他」を選択して表示させる方法がありますが、この設定は一度閉じると消えてしまいます。作業中にフレーム高を常に表示させたい場合、どのように設定すれば良いのでしょうか?本記事では、その方法について解説します。
1. エクスプローラーの詳細表示の基本設定
Windows 10のエクスプローラーでは、ファイルの名前やサイズ、種類、日付などの情報を「詳細表示」に切り替えることができます。この表示モードでは、ファイルに関する情報をさらに詳細に見ることができ、動画ファイルの場合には「フレーム高」などの項目も表示できます。
ただし、フレーム高などの項目は、エクスプローラーを閉じると表示が消えてしまうため、毎回表示設定を変更しなければならない手間が発生します。では、どのようにしてこの項目を常に表示させることができるのでしょうか?
2. 「詳細」タブでカスタム項目を追加する方法
エクスプローラーでフレーム高やその他のカスタム項目を常に表示させるためには、まず詳細表示のカスタム設定を行う必要があります。右クリックメニューから「表示」>「詳細表示」に切り替えた後、列の表示設定を変更することができます。
1. エクスプローラーの表示設定を開きます。
2. 任意のファイルを右クリックして「プロパティ」を選択。
3. 「詳細」タブでフレーム高などを追加します。
4. 「OK」または「適用」をクリックし、設定を保存します。
3. フレーム高を固定して表示する方法
フレーム高などのカスタム項目をエクスプローラーの詳細表示に固定する方法は、Windows 10の標準設定では難しい部分がありますが、「フォルダオプション」から詳細設定を変更することである程度解決できます。
1. エクスプローラーで任意のフォルダを開き、右上の「表示」タブを選択。
2. 「オプション」>「フォルダと検索のオプションの変更」を選択。
3. 「表示」タブで「フォルダの表示設定をすべてのフォルダに適用」をクリックし、フレーム高などを設定した状態を固定します。
4. 作業中にフレーム高を常に表示させる方法
作業中のみフレーム高を常に表示させるための方法としては、エクスプローラーの設定をカスタマイズして、必要な時だけ表示されるようにするのが効果的です。また、フレーム高を毎回表示し直さないためには、ファイルごとのプロパティ情報を個別に設定する方法もあります。
この方法では、ファイルごとにフレーム高を確認したり、必要に応じて手動で再表示したりする手間が減少します。作業環境を快適に保ちながら、効率的にフレーム高を表示させることができます。
まとめ
Windows 10のエクスプローラーでフレーム高などの詳細項目を常に表示させることは、少し手間がかかりますが、設定をカスタマイズすることで実現可能です。エクスプローラーの詳細表示設定を変更し、必要な項目を常に表示する方法を活用しましょう。特に動画ファイルや映像編集を行っている場合、フレーム高を確認する作業は大切なステップですので、これらの設定を試してみてください。
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