Discordボットを作成したけれど、PCをシャットダウンした後でもボットを24時間稼働させたいという方は多いです。PCを常に稼働させる必要なく、ボットを常に動かし続けるための方法があります。この記事では、初心者向けに無料で使えるサービスを紹介し、Discordボットを24時間稼働させるための具体的な手順を解説します。
1. ボットを24時間稼働させる方法
Discordボットを24時間稼働させるためには、インターネット上で常に実行できる環境が必要です。多くの初心者は、まず自分のPCでボットを稼働させようとしますが、PCを常にオンにしておくのは現実的ではありません。そこで、サーバーを利用してボットを常時稼働させる方法を採ることになります。
最も簡単な方法は、無料で提供されているクラウドサービスを使うことです。これにより、ボットが24時間稼働し、PCを切っても問題ありません。
2. 無料で使用できるクラウドサービス
Discordボットを24時間稼働させるために使える無料のクラウドサービスは以下の通りです。
- Replit: 簡単にサーバーを立てて、ボットを24時間稼働させることができるオンラインのIDEです。
- Heroku: 無料プランでも簡単にサーバーをセットアップでき、ボットを動かすことができる人気のクラウドプラットフォームです。
- Glitch: 無料でNode.jsアプリケーションをホストでき、簡単にDiscordボットを24時間稼働させることができます。
これらのサービスはすべて無料で使え、初心者でも簡単にセットアップできます。最も人気のある選択肢はHerokuで、ボットをサーバーにデプロイして、簡単に24時間稼働させることができます。
3. HerokuでDiscordボットを24時間稼働させる手順
Herokuを使用してDiscordボットを24時間稼働させる手順は非常に簡単です。以下にその手順を示します。
- Herokuにサインインまたはアカウントを作成
- 「New」ボタンをクリックし、新しいアプリを作成
- GitHubからDiscordボットのコードをHerokuに接続
- 必要な環境変数(トークンや設定)をHerokuのダッシュボードで設定
- 「Deploy」ボタンをクリックして、アプリケーションをデプロイ
これで、ボットはHeroku上で24時間稼働し続けます。Herokuの無料プランでは、最大550時間/月の稼働が可能ですが、一定の時間使用していないとスリープ状態に入るので、再起動が必要です。
4. ReplitやGlitchを使う方法
ReplitやGlitchも同様に、Discordボットをオンラインで稼働させるために非常に便利なサービスです。これらのサービスの利点は、コードを直接ウェブ上で編集し、サーバーにデプロイすることができる点です。
Replitを使用する場合、以下の手順でボットをセットアップできます。
- Replitにサインインまたはアカウントを作成
- 「New repl」ボタンをクリックし、PythonやNode.jsの環境を選択
- Discordボットのコードをアップロードまたは直接コーディング
- 環境変数を設定し、ボットを実行
Glitchの場合も似たような手順でボットをデプロイできます。これらのサービスはどれも使いやすく、無料プランでも十分にDiscordボットを動かせるため、初心者にも非常に親しみやすいです。
まとめ
Discordボットを24時間稼働させるためには、PCを常にオンにする代わりに、無料で使えるクラウドサービスを活用することが最も簡単で効率的な方法です。Heroku、Replit、Glitchなどのサービスを利用することで、ボットをインターネット上で常時稼働させることができ、PCの電源を切っても問題なくボットが動き続けます。
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