Adobe Illustratorで線のオブジェクトとブラシ・ペンツールを連動させる方法【2023年版】

Illustrator

Adobe Illustrator 2023を使用しているとき、ブラシやペンツールで選択した線のオブジェクトに連動して描画できない問題に直面することがあります。この記事では、そのような問題を解決する方法を紹介します。

問題の概要と原因

新しいMacBookにAdobe Illustratorをインストールした後、線のオブジェクト(例えば矢印)を選択しブラシやペンツールで描き込もうとした際、以前のように連動して描けなくなったという問題です。選択した線がブラシツールやペンツールに連動しない、またプロファイルのラインがスポイトツールで取れないことが原因として挙げられます。

設定の確認と変更方法

この問題は、Illustratorの設定を変更することで解決できます。以下の手順を試してみてください。

  1. まず、Illustratorを開きます。
  2. 「編集」メニューから「環境設定」を選択し、「一般」を選びます。
  3. 「インタラクティブ描画」のセクションを確認し、「描画時にオブジェクトに従って描画」を有効にします。

これにより、ブラシやペンツールが選択したオブジェクトの線に従って描かれるようになります。

プロファイルの問題を解決する方法

次に、プロファイルのラインがスポイトツールで取れない場合、線のプロファイルを再設定する必要があります。以下の手順で試してみてください。

  1. 線を選択した状態で「ウィンドウ」メニューから「線」を選び、プロファイル設定を確認します。
  2. 必要に応じて、プロファイルをリセットするか、新たに設定し直します。

これにより、ブラシやペンツールで描いた際に、線のプロファイルが反映されるようになります。

スポイトツールで線のプロファイルを適切に取得する方法

スポイトツールを使用してプロファイルを適切に取得するには、以下の手順を行います。

  1. まず、線を選択し、スポイトツール(Iキー)を選びます。
  2. 次に、プロファイルを適用したい部分をクリックします。
  3. 「スポイトオプション」ダイアログボックスで、「線のスタイルを含む」を選択します。

これにより、スポイトツールでプロファイルを正しく取得し、他のオブジェクトに適用できるようになります。

まとめ

Adobe Illustrator 2023でブラシやペンツールが選択した線に連動しない問題は、環境設定の「インタラクティブ描画」を有効にすることで解決できます。また、スポイトツールやプロファイルの設定を見直すことで、以前のようにスムーズに作業を進めることができます。上記の手順を試して、問題が解決できるか確認してみましょう。

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