インターネットからダウンロードした圧縮ファイル(ZIP形式など)は、解凍して中身を利用できるようにする必要があります。しかし「解凍した後、どのように使えばよいのか」「そこからダウンロードするのか?」と混乱する方も少なくありません。この記事では、初心者の方でも理解できるように、解凍後のファイルの正しい扱い方を解説します。
解凍とは何か?
ZIPやRARといった圧縮ファイルは、複数のデータをひとまとめにして容量を小さくしたものです。解凍とは、その圧縮を元に戻し、中のファイルを使える状態にする作業です。
例えば、友人から送られてきた画像データがZIPにまとめられていた場合、解凍することで画像ファイルが一枚ずつ取り出せます。
解凍後のファイルはどこにある?
解凍すると、中のデータは「解凍先のフォルダ」に保存されます。多くの場合、圧縮ファイルと同じ場所に「同じ名前のフォルダ」が作られ、その中に展開されたファイルが入ります。
例:「資料.zip」をデスクトップで解凍した場合 → 「資料」というフォルダがデスクトップにでき、その中にWordやPDFファイルが入ります。
解凍後にダウンロードは不要
よくある誤解として「解凍した後にもう一度ダウンロードが必要なのでは?」と思ってしまう方がいますが、解凍はダウンロードではありません。解凍したファイルはすでにパソコンに保存されており、そのままダブルクリックして開けば利用可能です。
つまり、ダウンロードは最初に一度だけ行えば十分で、その後は解凍して使うだけです。
解凍後のファイルを開く方法
- WordやExcelファイル:ダブルクリックすると、それぞれのアプリで開く。
- PDFファイル:Adobe Acrobat Readerやブラウザで閲覧可能。
- 画像ファイル:標準の写真ビューアで表示できる。
もし開けない場合は、対応するソフトがインストールされていない可能性があるので、必要なアプリをインストールしてください。
解凍後に整理して活用するコツ
解凍後のファイルは、そのまま保存しておくと場所が分からなくなることがあります。おすすめの方法は、用途ごとに専用フォルダを作って分類することです。
例えば、「仕事」「学校」「趣味」などのフォルダを作り、その中に解凍したデータを整理しておくと、後で探すときに迷いません。
まとめ
解凍はダウンロードではなく「ファイルを使える状態に戻す作業」であり、解凍後はそのまま開いて利用できます。もう一度ダウンロードする必要はありません。解凍したファイルは保存場所を確認して整理しておくと、後々スムーズに活用できます。初心者の方も、この基本を押さえて安心して操作してください。


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