Excel 2021を使って、日々の収穫物の収穫数、出荷数、売上を入力し、それらのデータを月ごとに自動で蓄積する方法をご紹介します。この方法を使うことで、毎日入力したデータが別のタブに自動的に反映されるようになり、手間を省くことができます。
基本の設定方法
まず、最初のタブに「収穫日」「収穫数」「出荷数」「売上」などの項目を入力します。日付には「=TODAY()」という関数を使うと、入力した日が毎日自動で更新されます。
次に、別のタブを作成して、月ごとのデータを蓄積するための表を準備します。月ごとにデータを蓄積するためには、「IF」関数や「SUMIFS」関数を使って、条件を指定して集計します。
収穫データを月ごとに自動で蓄積する方法
収穫日ごとにデータを集計するために、「月」を抽出する必要があります。日付から月を抽出するためには、以下の式を使用します。
=TEXT(収穫日セル, "yyyy-mm")
これにより、収穫日は自動的に年月(例:2023-09)としてフォーマットされ、月ごとの集計が簡単になります。
次に、集計タブに「=SUMIFS(収穫数範囲, 月範囲, 対象月)」のような関数を使用して、月ごとのデータを集計します。これにより、毎月の収穫数、出荷数、売上が自動的に更新されます。
データ入力を簡単にする方法
毎日入力するデータを簡単にするために、最初のタブでの入力内容をドロップダウンリストやプルダウンメニューで選択できるようにすると便利です。Excelの「データ」タブから「データの入力規則」を選択し、リストを設定することで、手入力を減らすことができます。
さらに、収穫日が更新されるたびに自動で新しい行にデータが追加されるように、テーブルを使ってデータ範囲を管理することをおすすめします。テーブルを使うことで、行が追加されると自動的に集計範囲が更新されます。
まとめ
Excel 2021を使って、日々の収穫物のデータを月ごとに自動で蓄積する方法は、簡単に設定できます。「TODAY()」関数や「SUMIFS」関数を駆使して、収穫数や出荷数を月ごとに集計し、データの管理を効率化しましょう。さらに、入力時の手間を減らすために、プルダウンリストやテーブルを活用することが重要です。

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