Excelで指定範囲に応じて●または空白を表示する関数の作り方

Excelでセルの値が特定の範囲に該当する場合に、空白を表示させ、それ以外の場合は「●」を表示する方法について解説します。例えば、セルG5の値が「BLACK-01005」から「BLACK-01012」までの範囲に含まれている場合は空白、それ以外の場合には「●」を表示させる方法です。

ExcelのIF関数を使った基本的な書き方

まず、Excelで特定の範囲に基づいて条件を指定し、表示内容を変更するには「IF関数」を使います。この場合、G5のセルの値が指定された範囲に含まれているかどうかを確認し、その結果に基づいて空白または「●」を表示させます。

次の関数をセルに入力してください。

=IF(AND(G5>"BLACK-01005", G5<"BLACK-01012"), "", "●")

この関数は、G5の値が「BLACK-01005」より大きく、「BLACK-01012」より小さい場合に空白を表示し、それ以外の場合は「●」を表示します。

1. `AND(G5>"BLACK-01005", G5<"BLACK-01012")`：この部分ではG5のセルの値が「BLACK-01005」より大きく、「BLACK-01012」より小さいかを確認します。

2. `""`：条件が真の場合、つまりG5が指定の範囲内にある場合に表示する値として空白を指定しています。

3. `"●"`：条件が偽の場合、つまりG5が指定の範囲外の場合に表示する値として「●」を指定しています。

Excelでは、数値だけでなく、文字列にもこの方法を応用することができます。例えば、別の文字列やセルを対象にしたい場合は、条件式を変更することで簡単に適用できます。

Excelで特定の値の範囲に基づいて条件に応じた結果を表示するには、IF関数を使って簡単に実現できます。この方法を利用すれば、さまざまなシナリオで柔軟に条件設定を行うことができます。上記の関数を参考にして、必要に応じて他の範囲や条件にも対応できるようカスタマイズしてみてください。