エクセルを使って日付を扱う際、特定の日付からその月の月初1日を自動的に表示させることができます。この記事では、B1セルに指定した日付(例えば、2025/04/30 や 2025/05/02 など)を基に、その年月の月初1日をA1セルに表示させる関数を解説します。
月初1日を表示させる関数の概要
エクセルでは、指定した日付の月初1日を表示させるために「DATE」関数を活用します。この関数を使うことで、B1セルに入っている日付に基づいて、その月の最初の日を求めることができます。
具体的な操作としては、B1セルに任意の日付を入力し、その月の月初をA1セルに表示させるための関数を入力します。この方法を使えば、毎月自動的に月初の日付を求めることができ、手作業で入力する手間が省けます。
実際に使うべき関数
月初1日を表示するためには、以下の関数をA1セルに入力します。
=DATE(YEAR(B1), MONTH(B1), 1)
この関数は、B1セルの日付から「YEAR」関数と「MONTH」関数を使って年と月を取り出し、その月の1日の日付を「DATE」関数で生成します。
例えば、B1セルに「2025/04/30」を入力すると、この関数は自動的に「2025/04/01」と表示します。同様に、B1セルに「2025/05/02」と入力すれば、「2025/05/01」と表示されます。
関数の構成要素の説明
「DATE(YEAR(B1), MONTH(B1), 1)」の関数の中で使用されている各要素について簡単に説明します。
- YEAR(B1): B1セルの日付から年を取り出します。
- MONTH(B1): B1セルの日付から月を取り出します。
- 1: 月の1日を指定するために1を設定します。
これらの要素を組み合わせることで、任意の日付の月初1日を自動的に求めることができるのです。
複数の日付に対応する場合
もしB1セルに複数の日付が含まれている場合、それぞれのセルにこの関数を適用することができます。たとえば、B1セルからB10セルにかけて異なる日付が入力されている場合、A1セルからA10セルにこの関数をコピー&ペーストすれば、対応する月初1日が自動的に表示されます。
これにより、大量のデータに対しても一括で月初1日を表示させることができ、作業効率が大幅に向上します。
まとめ: エクセルで月初1日を自動で求める方法
エクセルで、指定した日付からその月の月初1日を表示させるためには、「DATE(YEAR(B1), MONTH(B1), 1)」という関数を使用します。これにより、毎月自動的に月初の日付を求めることができ、業務を効率化できます。
この方法は、日付を扱う多くの場面で役立つ基本的なテクニックです。是非この関数を活用して、エクセルでの日付処理をスムーズに行ってください。
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