Excel 2019では、「会計」形式を使用すると「0」が「-」として表示される設定があります。この設定を変更して「通貨」形式に変更した際、「-」が表示されたままで「0」に戻せないという問題に直面することがあります。この記事では、この問題を解決するための手順を詳しく解説します。
1. 通貨形式を変更しても「-」が表示される原因
Excelで「会計」形式を使用した場合、0を表示する代わりに「-」が表示されることがあります。これは「会計」形式が負の数を扱うための表示形式として「-」を使用するためです。しかし、通貨形式に変更した後も「-」が表示されるのは、Excelがキャッシュされた書式設定を引き継ぐ場合があるからです。
2. 「通貨」形式を正しく設定する方法
まず、セルの書式設定を再確認します。通貨形式を設定するには、対象のセルを選択し、右クリックして「セルの書式設定」を選びます。「通貨」カテゴリーを選択し、必要に応じて小数点以下の桁数や通貨記号を選択します。この時、「負の数」の表示方法を確認し、必要に応じて「0」と表示されるように変更してください。
3. Excelのキャッシュをリセットする方法
場合によっては、Excelのキャッシュが原因で書式設定が正しく反映されないことがあります。その場合、Excelを再起動するか、PCを再起動することでキャッシュがリセットされ、変更が反映されることがあります。
4. その他の解決策
もし上記の方法で解決しない場合は、Excelの設定ファイルが破損している可能性があります。新しいシートを作成して、再度「通貨」形式を設定してみてください。また、Officeの修復機能を使用してExcelを修復することも検討してみてください。
まとめ
Excel 2019で「会計」形式から「通貨」形式に変更後に「-」が表示される問題は、セルの書式設定を適切に変更することで解決できます。設定を再確認したり、Excelのキャッシュをリセットすることも有効です。それでも問題が解決しない場合は、Excelの修復を試みると良いでしょう。


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