Excelで数式をオートフィルすると、セル参照が自動的に調整されるため、特定の範囲を順番にずらして入力することができます。例えば、’=IF(COUNTIF(A1:C5,T35),”〇”,”✕”)’という数式をオートフィルすると、次のセルにB1:D5、C1:E5といったようにセル範囲が変更されます。これを利用して、特定の範囲を順番にずらして入力する方法をご紹介します。
オートフィルを使用してセル範囲を順番にずらす方法
オートフィルを使用することで、セル範囲を順番にずらして入力することができます。以下の手順で操作を行ってください。
- 最初のセルに数式を入力します。
- そのセルの右下に表示されるフィルハンドル(小さな四角)にカーソルを合わせます。
- カーソルが十字に変わったら、ドラッグして範囲を選択します。
- ドラッグした範囲に数式が適用され、セル範囲が順番にずれて入力されます。
注意点と補足
オートフィルを使用する際の注意点として、セル参照が相対参照である場合、オートフィルによってセル範囲が自動的に調整されます。絶対参照($記号を使用)を使用すると、セル範囲が固定されるため、オートフィルでの調整が行われません。必要に応じて、絶対参照と相対参照を使い分けてください。
また、オートフィルを使用する際に、Ctrlキーを押しながらドラッグすると、連続データを入力することができます。これにより、連番や日付などのデータを効率的に入力することができます。
まとめ
Excelのオートフィル機能を活用することで、セル範囲を順番にずらして入力することができます。数式を入力し、フィルハンドルをドラッグするだけで、効率的にデータを入力することができます。絶対参照と相対参照を適切に使い分けることで、より柔軟なデータ入力が可能となります。


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