Excelで当月出勤日数を自動計算する方法

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Excelで当月の出勤日数を自動的に計算する方法について解説します。たとえば、月ごとに休日を除いた出勤日数をカウントする数式を組むことができます。この方法を使えば、シートを開いた時点での出勤日数が自動的に表示されるようになります。

1. 出勤日数を計算するための基本的な数式

出勤日数を計算するためには、まず「NETWORKDAYS」関数を使用します。この関数は、指定した期間内で土日や祝日を除いた営業日数を計算するものです。たとえば、以下のように入力します。

=NETWORKDAYS(開始日, 終了日, [祝日])

ここで、「開始日」と「終了日」を今月の1日と今日の日付に設定します。もし祝日があれば、それらを指定することもできます。

2. 具体的な例:今月の出勤日数を自動計算

実際の数式を作成する場合、次のような数式を使うことができます。

=NETWORKDAYS(DATE(YEAR(TODAY()), MONTH(TODAY()), 1), TODAY())

この数式は、「今年の今月の1日」から「今日の日付」までの営業日数を計算します。これにより、シートを開いた時点で自動的に出勤日数が表示されます。

3. 数式をカスタマイズする方法

上記の基本的な数式に、祝日を考慮したい場合は、祝日のリストを別のセルに入力して、それを「NETWORKDAYS」関数に渡すことができます。例えば、祝日が「A1:A10」の範囲にリストアップされている場合、次のように数式を変更します。

=NETWORKDAYS(DATE(YEAR(TODAY()), MONTH(TODAY()), 1), TODAY(), A1:A10)

これで、指定した祝日を除外して、正確な出勤日数を計算できます。

4. よくあるトラブルとその対策

数式が正しく計算されない場合、いくつかの点を確認しましょう。まず、日付が正しいフォーマットで入力されているか確認してください。また、「NETWORKDAYS」関数は、正しく祝日リストが参照されていることを確認してください。

まとめ

Excelでの出勤日数の自動計算は、「NETWORKDAYS」関数を使うことで簡単に実現できます。これにより、シートを開いた時点で当月の出勤日数が自動的に計算されるため、手間を省くことができます。祝日も考慮した数式にカスタマイズすることで、さらに便利に使用できます。

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