Cisco Nexus 9300シリーズスイッチにおいて、ポートの速度とデュプレックス設定を確認する際に、デフォルトで`1000/full`と表示されることがあります。しかし、ポート速度とデュプレックスを`auto/auto`で設定した場合に、`a-1000` / `a-full`という形式で表示する方法が知りたいという要望にお応えします。本記事では、これに関連するコマンドと設定方法について解説します。
Nexus 9300でポート設定を確認する基本的なコマンド
Nexus 9300でポート速度とデュプレックスの設定を確認するためには、`show interface status`コマンドを使用します。通常、このコマンドでは、ポートが`1000/full`などの形式で表示されます。これは、ポートが1000Mbpsでフルデュプレックスで動作していることを示します。
show interface status
auto / auto設定の影響
ポートの設定が`auto/auto`の場合、Nexusスイッチは自動的に最適な速度とデュプレックスモードを交渉します。これにより、`1000/full`のように、実際の動作状態に基づいて表示されます。しかし、`a-1000`や`a-full`のような表示を得るためには、スイッチ自体の設定や表示のカスタマイズが必要です。
表示形式の変更方法
Nexusスイッチでは、`show interface status`コマンドの出力形式を変更するオプションは提供されていません。そのため、`a-1000`や`a-full`と表示することは、標準のCLI出力ではできません。ただし、ポートの設定が自動交渉されていることを示すために、`1000/full`という表示が一般的に使用されます。
もし、`a-1000`という形式を求める場合には、カスタムスクリプトを使用して、`show interface status`の出力を整形し、表示形式を変更することが可能です。これは、CLIの出力結果をさらに加工するスクリプトやツールを利用することで実現できます。
まとめ
結論として、Nexus 9300でポート速度とデュプレックスが`auto/auto`の場合、`show interface status`コマンドで表示されるのは通常`1000/full`という形式です。標準的な出力形式で`a-1000`や`a-full`を得る方法は提供されていませんが、スクリプトを使ってカスタマイズすることは可能です。ネットワーク管理やポート設定の際は、出力結果が最適であることを確認し、必要に応じてカスタマイズしていくことが大切です。


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