Valorantをプレイする際に発生する「VAN9003エラー」について、特にBIOS設定やUEFI設定に関する問題が原因となる場合があります。特に、マザーボードがASROCKのB75 Pro3 Mの場合、UEFIモードに変更する方法がわからないといった問題に直面することもあります。この記事では、エラーを解決するための手順や設定方法について詳しく解説します。
VAN9003エラーとは
Valorantで「VAN9003エラー」が表示される主な原因は、ゲームがUEFIモードでの起動を要求しているにもかかわらず、PCがレガシーモードで動作している場合です。このエラーは、主にディスクの形式(MBRからGPTへの変換)が原因で発生することが多いです。
ゲームのインストールやプレイ中に、このエラーが表示されることは、PCの設定に問題があることを示しています。この問題を解決するためには、BIOS設定やディスクの変換を正しく行う必要があります。
ASROCK B75 Pro3 MでのUEFIモード設定方法
ASROCK B75 Pro3 Mマザーボードを使用している場合、UEFIモードの設定が見当たらないことがあります。通常、UEFIモードの設定は「Boot」タブで変更することができますが、特定のマザーボードでは「Secure Boot」の設定のみが見つかることもあります。
まず、BIOSにアクセスするにはPCを起動し、ASROCKのロゴが表示されている間に「Del」キーを押してBIOS設定画面に入ります。その後、「Boot」タブに進み、UEFIモードが選択できるか確認します。もし見当たらない場合は、セキュアブートの設定を変更する必要があるかもしれません。
ディスクのMBRからGPTへの変換
VAN9003エラーの解消には、ディスクの形式をMBR(マスターブートレコード)からGPT(GUIDパーティションテーブル)に変換する必要があります。GPT形式は、UEFIモードと相性が良く、Valorantを正常にプレイするために重要です。
ディスクの変換を行うには、まず「ディスクの管理」ツールを使用します。MBRディスクをGPTディスクに変換するには、コマンドプロンプトで「diskpart」を使用する方法がありますが、これには注意が必要です。間違ってデータを消去してしまうことがあるため、バックアップを取ってから実行することをお勧めします。
セキュアブートの設定
セキュアブートは、UEFIモードで動作するPCにおいて、OSのセキュリティを高めるための機能です。Valorantをプレイするために、セキュアブートを有効にする必要がある場合もあります。
BIOSの「Secure Boot」設定を確認し、必要に応じて「Enabled」に変更してください。これにより、UEFIモードでの起動が確実になり、VAN9003エラーの発生を防ぐことができます。
まとめ
ValorantのVAN9003エラーは、主にBIOSの設定やディスク形式が原因で発生することがあります。ASROCK B75 Pro3 Mマザーボードを使用している場合、UEFIモードに切り替えるためには、BIOSの設定を確認し、必要な変更を行うことが重要です。また、MBRディスクをGPTに変換することで、エラーの解消が期待できます。
設定を正しく行い、セキュアブートを有効にすることで、Valorantのプレイ環境が整い、エラーを解消することができます。


コメント