IrfanViewを使ってPSDファイルを開いた際、透過部分が黒や他の色で表示されることがあります。この記事では、透過部分を白で表示させる方法について解説します。操作性は変わらず、手軽に透過部分を調整できる方法を紹介します。
IrfanViewでPSDファイルを開いたときの問題
IrfanViewでPSDファイルを開くと、通常は透過部分がチェックボードパターンで表示されますが、設定によっては透過部分が他の色で表示されることがあります。これを修正するためには、IrfanViewの設定を変更する必要があります。
デフォルトでは透過部分は「チェックボードパターン」で表示され、透明部分が明示的に表示されるようになっています。これを白に変更したい場合には、いくつかの設定変更が必要です。
透過部分を白で表示する設定方法
透過部分を白に設定するには、以下の手順を実行してください。
1. IrfanViewを開き、任意のPSDファイルを開きます。
2. メニューバーから「Options」を選び、「Properties」をクリックします。
3. 「Properties」ウィンドウが開いたら、「Display」タブに進みます。
4. 「Background Color」の設定を「White」に変更します。
5. 設定を保存して、PSDファイルを再度開いてみてください。透過部分が白で表示されるようになります。
PSDファイルの透過部分を白で表示させる際の注意点
この設定を行うと、PSDファイルに限らず、他の画像形式でも透過部分が白で表示されるようになります。しかし、透過を使用している画像の特性によっては、背景色の変更が画像の見た目に影響を与える場合があります。
また、透過部分が白以外の色で表示される場合には、画像の保存形式や圧縮設定にも影響を受けることがありますので、保存形式が「PNG」や「GIF」などの透過をサポートする形式であるかを確認しましょう。
まとめて複数のPSDファイルの透過部分を白にする方法
もし、複数のPSDファイルに対して透過部分を白で表示する設定をまとめて行いたい場合、IrfanViewのバッチ処理機能を利用するのも一つの方法です。バッチ処理を使えば、複数のファイルに同じ設定を適用することができます。
バッチ処理を行うには、「File」メニューから「Batch Conversion」を選び、設定を調整してからファイルを一括で処理します。これで、全てのPSDファイルが同じ方法で透過部分が白に設定されます。
まとめ
IrfanViewでPSDファイルの透過部分を白で表示させるには、簡単な設定変更が必要です。「Properties」ウィンドウから背景色を変更することで、透過部分を白で表示させることができます。また、複数のPSDファイルに対して同じ設定を一括で行いたい場合には、IrfanViewのバッチ処理機能を活用することで効率的に作業が進みます。これで、透明部分が白で表示され、より使いやすくなります。
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