Windows 11にOffice 365を導入後、Wordでファイルを開いて編集せずに印刷した際に、ファイルを閉じると保存確認メッセージが表示されることがあります。これは、新しいOfficeバージョンの動作によるものですが、設定を変更することで回避することが可能です。
1. なぜ保存確認メッセージが表示されるのか
Microsoft Officeでは、ファイルに何らかの変更を加えた場合、ユーザーに保存確認を促すメッセージを表示します。印刷操作がファイルに変更を加えたとみなされることがあり、このため、編集していない場合でも保存確認メッセージが表示されることがあります。
2. 保存確認メッセージを無効化する方法
保存確認メッセージが不要な場合、以下の方法で無効化することができます。
- Officeアプリケーションを開き、[ファイル] メニューから [オプション] を選択します。
- 「詳細設定」をクリックし、「保存」セクションを見つけます。
- 「ファイルを印刷する際に変更の確認メッセージを表示しない」にチェックを入れます。
これで、印刷後に保存確認メッセージが表示されなくなります。
3. 印刷後にファイルが変更されたと見なされる原因
Office 365では、印刷操作時にメタデータが変更されることがあります。これにより、Wordが「変更された」と認識し、保存確認メッセージを表示します。これはソフトウェアの仕様であり、完全に無効化することは難しい場合もありますが、上記の方法でメッセージを回避できます。
4. まとめとその他の対処法
保存確認メッセージを回避するためには、印刷時にファイルを変更したと見なさないようにする設定を変更することが有効です。ただし、Officeの仕様によっては完全に回避できない場合もあります。その場合、ファイルを閉じる前に手動で保存しておくことをお勧めします。


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