HTMLのtableでtbody部分を縦スクロール可能にする方法（colspan対応）

HTMLでテーブルの

部分を縦スクロール可能にする際、特に属性を使用している場合、列幅が正しく適用されない問題が発生することがあります。この問題に対して、JavaScriptやsticky表を使わずに解決する方法を探っていきます。

問題の背景：tbodyの縦スクロールとcolspan
解決方法：table-layoutプロパティの使用
改良版のコード例
注意点と追加の設定
まとめ

問題の背景：tbodyの縦スクロールとcolspan

HTMLテーブルで

に縦スクロールを適用すると、テーブルのデータ部分がスクロール可能になり、表示領域を効率的に使うことができます。しかし、を使った列の結合がある場合、列幅が適切に反映されないことがあります。この問題は、

タグで列幅を指定しても、期待通りに表示されない場合に顕著です。

このような場合、colgroupによる列幅指定が効かない理由は、tbody部分がブロック表示になるため、列の幅が固定されないからです。そのため、適切に列幅を設定するためには、他の方法を検討する必要があります。

解決方法：table-layoutプロパティの使用

縦スクロールを実現しつつ、列幅を適切に設定するためには、

タグに

これにより、各列の幅が指定されたサイズに固定され、を使用した行があっても列幅が影響を受けません。

改良版のコード例

以下は、上記の解決方法を反映した改良版のコードです。これにより、tbody部分の縦スクロールが適切に機能し、列幅も正しく表示されます。

Date	Blog	Other
2025-03-01	あああああああああああ	12345678
2025-03-02	うううううううううう

注意点と追加の設定

縦スクロールと列幅の問題を解決するためには、table-layoutプロパティの使用が基本ですが、その他にも注意すべき点があります。

を使用した場合、セルの幅を正しく計算するためには、列が結合される位置に適切な設定を行う必要があります。
テーブル全体の幅を100%に設定することで、親要素に合わせてテーブルが自動的に調整されるようになります。

まとめ

HTMLテーブルでtbody部分を縦スクロール可能にし、を適切に扱いながら列幅を正しく表示させるためには、table-layout: fixed;を使用することが重要です。これにより、スクロール領域内で列幅が適切に保持され、があってもレイアウトが崩れることなく表示されます。CSSの基本的な設定を見直すことで、期待通りの表示を実現できます。