Excelで表を作成する際、左上のセルに斜線を入れて、列と行の項目名を交差させて表示することがあります。例えば、左上のセルに斜線を引いて「金額」と「氏名」を入力したい場合です。この記事では、この操作を実現するための手順を解説します。
Excelで斜線を引く方法
Excelでセルに斜線を引くためには、セルの書式設定を変更する必要があります。以下の手順で簡単に斜線を引くことができます。
- セルを選択する:まず、斜線を引きたいセルをクリックします。通常は左上のセル(A1セル)を選びます。
- 「ホーム」タブを選択:「ホーム」タブの「フォント」セクションにある「罫線」アイコンをクリックします。
- 「斜線」オプションを選択:「罫線」メニューから「対角線(斜線)」を選択します。これで、セルに斜線が引かれます。
セルに斜線を引いた後の項目名の入力
斜線を引いたセルには、2つの項目名を入力できます。通常、斜線の左上に一方の項目名を、右下にもう一方の項目名を入力します。これを行うためには、セル内のテキストの配置を調整する必要があります。
- セル内でテキストを配置:斜線が引かれたセルに、行と列の項目名(例:金額、氏名)を入力します。
- テキストの配置を調整:セル内のテキストが斜線で切り分けられるように、テキストの配置を変更します。右クリックして「セルの書式設定」を選択し、「配置」タブでテキストの位置を調整します。
具体例:金額と氏名を左上セルに表示する方法
例えば、左上のセル(A1)に「金額」と「氏名」を入力する場合、以下の手順を行います。
- まず、A1セルを選択し、斜線を引きます。
- その後、A1セルに「金額」を入力し、配置を左上に設定します。
- 次に、A1セルの右下に「氏名」を入力し、配置を右下に設定します。
これにより、A1セルに斜線を引き、金額と氏名を交差させて表示することができます。
まとめ
Excelで左上セルに斜線を入れて行・列の項目名を入力する方法は、書式設定を利用することで簡単に実現できます。斜線を引いた後、テキストの配置を調整することで、視覚的に項目名を交差させて表示することが可能です。これにより、表をより見やすく整理することができます。


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