クリスタでレイヤー情報を保持したまま複数ページ保存する方法

画像処理、制作

クリスタ(CLIP STUDIO PAINT)を使用している際、レイヤー情報を保持したまま複数ページのデータを保存したいという質問がよくあります。特に、画像形式で書き出すとレイヤー情報が失われてしまい、希望するファイル名で保存するのが難しい場合があります。この記事では、複数ページのデータをレイヤー情報を保持したままで保存する方法について詳しく説明します。

保存方法とその問題点

通常、クリスタでは「ファイル」→「複数ページ書き出し」→「一括書き出し」で画像を統合して保存することができます。しかし、この方法で保存すると、ファイルは.jpg形式で保存され、レイヤー情報が失われてしまいます。さらに、ファイル名も「001.jpg」「002.jpg」などの連番で保存され、希望するような「0001.clip」などのファイル名にはなりません。

理想の保存方法

質問者さんが求めている理想的な保存方法は、レイヤー情報を保持したまま、「0001.clip」「0002.clip」などの形式で保存することです。この方法は、クリスタで作業中のデータを別の作業に引き継いだり、後で再編集できるようにするために重要です。

レイヤー情報を保持したまま保存する方法

レイヤー情報を保持しつつ、複数ページを保存するには、以下の手順を試してみてください。

  • 手順1: まず、クリスタで作業しているプロジェクトを開きます。
  • 手順2: 「ファイル」→「別名で保存」を選択し、保存したいファイル形式(.clip)を選びます。
  • 手順3: 「ファイル」→「複数ページ書き出し」→「一括書き出し」で、希望するページ範囲を選択し、画像ではなくクリスタ形式で保存します。
  • 手順4: 保存場所とファイル名を指定し、レイヤー情報を保持したまま保存します。

これで、希望するファイル名(例えば、「0001.clip」など)でレイヤー情報を保持したままデータを保存できます。

注意点と補足

一度に保存するページ数が多い場合は、保存の際にPCの性能が影響することがあります。大きなデータを扱う場合は、保存前に不要なデータを削除するなどして、ファイルサイズを軽減することをお勧めします。

まとめ

クリスタでレイヤー情報を保持したまま複数ページを保存するには、「別名で保存」機能を使用し、保存形式として.Clipファイルを選ぶことが重要です。「複数ページ書き出し」を使用しても、画像形式で保存されるため、.Clip形式での保存を意識して行いましょう。これにより、レイヤー情報を保持したまま、希望するファイル名で保存することができます。

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