Excelでセルが空の場合に表示を非表示にする方法【IF関数と条件付き書式】

Excelを使っているとき、特定の条件に基づいてセルに値を表示したり非表示にしたりすることがあります。今回の質問は、温度や湿度のデータに基づいて、セルが空の場合には何も表示せず、条件に合った場合のみ「丸」や「バツ」を表示する方法です。このガイドでは、IF関数を使って、セルが空の場合に値を非表示にする方法を解説します。

IF関数を使った条件式の作成
セルが空の場合に何も表示しない方法
セルに理由を追加し、色をつける方法
まとめ

IF関数を使った条件式の作成

まず、Excelで「IF関数」を使って条件付きでセルの表示を制御する方法を理解しましょう。以下のような式を使います。

=IF(AND(A1>=20, A1<=22, B1<=50), "丸", "バツ")

この式では、A1セルに入力された温度が20以上22以下、B1セルに入力された湿度が50以下の場合に「丸」を表示し、それ以外の場合は「バツ」を表示します。

セルが空の場合に何も表示しない方法

今回の質問では、A1セルやB1セルが空の場合には、「丸」や「バツ」を表示しないようにしたいということです。そのためには、IF関数を少し工夫して、空のセルをチェックする条件を追加します。以下の式を使ってみてください。

=IF(OR(A1="", B1=""), "", IF(AND(A1>=20, A1<=22, B1<=50), "丸", "バツ"))

この式では、A1セルまたはB1セルが空であれば何も表示せず、両方に値がある場合にのみ条件を評価して「丸」や「バツ」を表示します。

セルに理由を追加し、色をつける方法

次に、D1セルに管理値外れの理由を入力し、セルの色を変える方法です。条件付き書式を使用して、D1セルに理由が入力されるまでセルの色を変更することができます。

まずD1セルに、理由を入力する式を追加します。
次に、「条件付き書式」を使って、D1セルが空の場合に色を変更する設定をします。

まとめ

Excelでセルが空の場合に何も表示しない方法を紹介しました。IF関数をうまく使えば、条件に基づいてセルに表示する内容を柔軟に変更できます。条件付き書式を組み合わせることで、セルに理由を追加し、視覚的にも管理しやすくなります。