Windows 11を使用する際に、複数のPCを完全に独立して使いたい場合、同期を防ぐためのアプリや設定が必要です。この記事では、同期を避けるためにアンインストールすべきアプリやEdgeの設定方法について解説します。
1. 同期を防ぐためにアンインストールすべきアプリ
Microsoftアカウントと同期しないようにするためには、以下のアプリケーションをアンインストールすることが推奨されます。
- OneDrive: 同期の対象となるファイルやフォルダを管理するため、使用しない場合はアンインストールしておくと良いです。
- Microsoft Teams: チームやグループチャットのデータが同期される可能性があります。
- Microsoft To Do: タスクやリストがMicrosoftアカウントと同期されます。
- Xbox: ゲームデータやアカウント情報が同期されることがあります。
「Outlook」など、必要なアプリは残しておくことができますが、同期の問題を避けるためにこれらのアプリをアンインストールするのがベストです。
2. 各アプリの同期に関して
アプリをアンインストールしたとしても、各アプリがMicrosoftアカウントでサインインしない限り、データの同期は始まりません。ですので、これらのアプリを使用しない場合は、サインインしない限り同期は発生しません。
ただし、Microsoftアカウントにサインインすることで、情報がクラウドと同期されるので、サインインを避けることが重要です。
3. Edgeの同期設定を防ぐ方法
Windows 11でローカルアカウントに切り替えても、Microsoft Edgeが勝手にサインインしたり、同期を始めることがあります。この設定を防ぐためには、以下の手順を実行します。
- Edgeを開く → 設定に移動。
- 「プロフィール」を選択 → 「Microsoftアカウントでサインインして同期」のオプションをオフにします。
- 「同期」を選択 → すべての同期オプションをオフにします。
これにより、EdgeがMicrosoftアカウントと同期しないように設定できます。
まとめ
Windows 11で同期を防ぐためには、Microsoftアカウントとの紐付けを避けることが最も重要です。また、使用しないアプリ(OneDriveやTeamsなど)をアンインストールし、Edgeの同期設定をオフにすることで、複数のPCを独立して使うことができます。これらの設定を行うことで、PC同士の同期を防ぎ、個別に利用することが可能になります。


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