PowerPointで印刷を行う際に、スライドのサイズをA4以外、例えばB5に変更して印刷したいという要求はよくあります。特に、4スライドを1枚の紙に印刷する場合、紙のサイズをB5に設定したいが、プリンター側でエラーが出る場合の対処法について解説します。
1. PowerPointの印刷設定の基本
まず、PowerPointでスライドを印刷する際、通常はA4サイズがデフォルトで設定されています。しかし、印刷する紙のサイズを変更したい場合、印刷設定を変更する必要があります。
PowerPointの印刷設定でスライドのレイアウトを変更することができますが、プリンターの設定と一致させるためには、適切な設定が必要です。
2. PowerPointで紙サイズをB5に変更する方法
PowerPointで印刷時にB5サイズを選択する方法は簡単です。以下の手順で設定します。
- PowerPointを開き、[ファイル] > [印刷] を選択します。
- 「プリンターの設定」で、[ページ設定]を選択します。
- [スライドのサイズ]の選択肢から「カスタム」を選び、サイズを「B5」に設定します。
- 設定後、B5の紙をプリンターにセットし、印刷を実行します。
これで、B5サイズでスライドを印刷する準備が整います。
3. プリンター設定との一致を確認
印刷時に「プリンターで設定されている用紙サイズと異なる」と警告が表示される場合があります。このエラーは、PowerPoint側で設定した紙のサイズと、プリンター側で設定されている用紙サイズが一致しないために発生します。
この場合、プリンターの設定を確認し、必ずB5サイズに設定されていることを確認します。また、プリンターの排紙トレイにB5の紙が正しくセットされていることもチェックしてください。
4. 4スライド1枚で印刷する方法
PowerPointで4スライドを1枚の紙に印刷する方法は、印刷の際に「複数ページ」オプションを選択します。このオプションを選ぶことで、1枚のB5用紙に4つのスライドをレイアウトできます。
印刷設定で「1枚あたりのスライド数」を変更し、B5サイズの紙に合わせてスライドを調整することで、効率的に印刷できます。
5. まとめと注意点
PowerPointでB5サイズに変更してスライドを印刷する際には、適切なページ設定とプリンター設定が必要です。また、印刷時に紙のサイズが一致しないエラーを避けるために、プリンター側の設定も確認することが重要です。
これで、B5サイズで4スライド1枚の印刷を問題なく行うことができるようになります。もし設定に不安がある場合は、プリンターの取扱説明書を確認し、適切な紙のセット方法を再確認しましょう。


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